私、あの時の先生と、同じ年齢になりました。
まだ子供だった頃、あんな風になりたいなと思った大人がいます。
本当に少ないけれど。
そのうち1人は、私が大学生だった頃の先生だ。
彼女は当時はまだ講師だった。その先生のゼミに入ったこともあって、もう本当にお世話になったのである。何しろ大学を卒業して、社会人になった私の論文の面倒まで見てもらったのだから。その論文は結局、学会誌掲載の選考には落ちたのだけれども。
あの時のお礼、ちゃんと言ったのかな、私。悲しい哉、もう覚えていない。
今でこそ、こんな風に文章を書いている。
仕事