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【MJ麻雀】R3000を達成するために ⑥雀力アップは不要。あなたのRを100上げるかっぱぎ立直とラス確について②

ラス確とは、その名の通りオーラスにラスを確定させるアガリの事を言います。天鳳や雀魂等の完全順位制のルールの場合、時短くらいの意味しかない行為を何故行うのか。これにはちゃんとした理由があります。
大抵のプレイヤーはオーラスに断ラスだった場合着順を上げるために大物手を造りにいくと思います。ですが、実際に手が育って逆転といった事は9割以上起こりません。大体脇がアガって終わります。
横移動で済めばまだいいのですが、ツモられたり、放銃したりすると点棒を持っていかれ余計にRが下がってしまいます。

そこで必要になるのがラス確という技術です。これ以上マイナスが広がる前にさっさと上がってダメージを最小限にしようという発想ですね。
かっぱぎ立直が攻めだとしたら、ラス確は守りの技術といった所でしょうか。
以下のスクショを見て下さい。

着順上昇条件は上家から跳満直撃だが、現在立直、役牌、ドラ1で裏が1枚乗っても満貫しかない。着順上昇を狙うなら染めるしかないが・・。
迷わず曲げる。どこからアガリ牌が出てもアガる。上家は安全牌を何枚か抱えてて始めからオリ前提で手を進めてた模様。下家はベタオリ。
結果は流局だが、立直したおかげで脇のアガリを潰したとも言える。
余計な失点を防ぐ事が出来た。

スクショの例では流局で終わりましたが、聴牌取らずで親に満貫放銃したケースを仮定した場合、-76,1となり、Rに換算すると-16,8になります。流局した場合が-12、0ですので、-4,8の開きがあります。
満貫ツモ出来た場合を仮定すると、親が割れ目の場合の子の満貫ツモは13000点ですので、ー43,1となり、Rに換算してー10,9となります。上手くいった場合と、失敗した場合で約6の差が生まれます。

立直をかけた後のツモによる巡り合わせや、他プレイヤーの対応による影響も大きいので毎回都合の良い展開になるとは限りませんが、無理に着順上昇を狙うよりも普通にアガる方が簡単なのは間違いないですし、割と高い確率で損失を最小限に出来る事を考えると、Rを減らさないという観点で見た場合、有効であるのは感覚的に分かって頂けるかなと思います。

かっぱぎ立直にしろ、ラス確にしろ、一回あたりのR変動は小さいですが、塵も積もればってやつで、回数を重ねる程差が相当な差となって開いていきます。

点棒を稼ぐだけでなく、失点を減らす事もRカンストを達成するためには大事である!

という訳で以上となります。次回は配牌からの手の進め方について書く予定です。それでは次回お逢いしましょう。(´・ω・`)/~~ サヨウナラ


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