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世界史の中の岐阜②(相撲が演出した日米外交)
トランプ大統領の国賓訪問(令和3年5月)は日米関係史に残る最高の出来事でした。
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大相撲夏場所を観戦し、表彰式も行いました。トランプは、アメリカでプロレス団体の運営もして格闘技好きということもあり、これは非常に面白いネタでした。
実は、歴史的にも相撲は日米関係の起点1854年(安政元年)ペリー来航時から登場しています。この時、お米を米艦に運ぶ作業に何人かの相撲力士が動員されたのと、水兵との異種格闘技戦?もやって日本側圧勝で米国側をびびらせています。
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しかし、岐阜県としては、白川郷出身の「白真弓肥太右衛門」(しらまゆみ・ひだえもん)に、ぜひスポット当てて欲しかったところです。
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白真弓は背に4俵、胸に2俵、両手に1俵ずつ計8俵(当時1俵に5斗、およそ計600kg)を一度に運んで、米国側をあぜんとさせています。
しかも、怪力ぶりを尋ねられたところ「米を食べ、米からつくったうまい酒を飲むからだ」と、糖質制限クソクラエの模範解答もニクいですね。
今回はトランプの目の前で怪力披露する165年前当時のパフォーマンスの再現をぜひやってほしい、と思いましたが、現代力士がまねできないのか、これはありませんでした。
しかし、「米から作ったうまい酒」は地酒の銘にその名を刻し誉を讃えています。
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