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株の売りどきは 日本人が喜んで買った時です。
 中国株の本が書店に並んだ時(2003年〜2005年頃)

   此の頃、書店に行けば「中国株で一億儲ける方法」とかいう本がいっぱい並んでいました。当時の大型株といえばチャイナモバイルとかですが今でもさほど伸びていません。しかも今大きく伸びているテンセント・アリババ・バイヅウなどは上場されておらず、当時中国株に手を出した人はほとんど大きな損失を出して撤退していることでしょう。

 IT株を買えば必ず儲かるという本が並んだ時(2000年頃)

 IT企業の業績は、山一證券倒産直後から大きく伸びました。そうであるにも関わらず、その時期(1998年・1999年)はあまり報じず2000年になると大きく報じられることに。光通信とかソフトバンク・ソニーなどがもてはやされ話題に成りましたが、未だにソニーはITバブル時の最高値(3万6千円台)を更新しておらず、ソフトバンクは最近やっと更新した次第です。

 インド・ロシア・ブラジルの投信を銀行が売り出した時(2010年頃)

 投信を売り出すタイミングは何故か一番タイミングが悪い時です。ブラジル投信を売り始めた時、私は当時所有していた南米ETFを売りました。

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 ライブドアをメディアが煽った時(2005年)

ライブドアを素晴らしい企業とメディアが煽ったのは2005年頃。此の頃、小学生が初めて買う株式ということでライブドアに手を出した人もいるとか。

日本人が喜んで買いだしたらそれは一番いい売りどき。

馬鹿な日本人は此の事に気が付きません

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