にゃんさん毒でやられる

にゃんさん今年もめでたくやられる

 死ぬかと思いましたよ皆さん。まじでやばかったですよ。洒落になりませんでしたよもう。にゃんさん今まで覚えているだけで7回(以降は数えてません)死にかけているんですが今回ももれなくやばかったです。

9月19日左ひじが猪木になる

 それは9月19日でした。なんか肘が痛いなぁと思って触るとでっかいしこりが・・・・。肘の先がとんがってまるでアントニオ猪木みたいな形になっているではないですか。もちろん会社に行ってまわりの人に肘イノキだ肘イノキだとふざけてまわりました。傷もなく赤く腫れたところもない。どこかにぶつけたんだろうなんて思っていたんです。しかしその後・・・。

9月21日尋常じゃなくなる

 朝起きると左腕が1.5倍の大きさになっていました。「なんじゃこれは!!」と思い蚊にでも刺されたんだろうなんて思っていましたがズキズキと痛みが増します。しかも夜勤の入りです。皮膚科に行こうと車を走らせましたがあいにく駐車場は満杯歩道にも止まっている始末。これはだめだと思いどうしようか迷いましたがそのまま夜勤へ突入しました。

状況は洒落にならなくなっていた

 仕事をしている間にも腕の腫れは更にひどくなり「兄貴もう俺これ以上皮膚伸びませんよ」という位になりました。身体もだるく、呼吸も早くなり、心臓もバクバクいい始めました。これはあまりいい状況ではありませんね。そう判断し、トイレに行きおしっこをした時「ひゃいん!」なんと赤茶色のおしっこが出たました。「やべえ、死ぬ」。息も苦しい、身体も動かなくなってきた。「こいつは毒だ」問題はなんの毒かです。蜂か蜘蛛か蛇なのか。しかしにゃんさん覚えがない。蛇ならわかるし蜘蛛か蜂か・・・。現実的に言えば蜂だと思う。でもにゃんさん蜂だったらもっと危ないの。だって子供の頃一回刺されているから。

皮膚科で抗生剤を出される

 これは病院案件だと思い早上がりをさせてもらい、皮膚科へ。Drに見てもらい抗生剤と整腸剤が処方された。蜂の毒には炎症を抑えるステロイド系、アレルギーを抑えるヒスタミン系、化膿止めの抗生物質の対処療法が基本とられる。ちなみに腕はその時2倍になっていました(笑)
 これ左腕壊死したらサイコガンだなって考えてました。

毒が解毒する過程とメカニズム(サンプル1)

 腕の腫れが引くまで10日間、面白いことが分かりました。左腕の炎症が少し良くなる度に眠気と胃部不快感、判断能力の低下が起きました。これは一度に解毒を行うことはできない為身体が何回かに分けて少しずつ解毒を行っていったということだと思いました。首の付け根と腰部の重さもありました。多分予想だとスズメバチあたりにやられたんだと思います。公園散歩良くしてましたから。

解毒最終回

 これは先日です。多分最後の解毒だったと思います。肘のしこりも小さくなった日でした。夜勤明けでご飯も食べたのも影響したのかもしれませんが、ものすごい胃部の不快感と寒気が来ました。気分も最悪、会社の嫌なことばかりが頭の中でじゃんぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるだっよーってなってました。元来吐くということをしない私ですが、その時ばかりは車に常備してある袋に盛大に大リバースライクマーライオンをかましました。「もしかしてノロウイルスとかじゃなかろうか」と冷や冷やしましたが海風に当たると少し落ち着きました。

身体が軽い、とんでもなく軽い。

 翌日、嘘のように身体が軽くなりました。足が動くこと動くこと。もう勝手に歩いちゃう。気持ちも軽やか。「マジかよ、マジかよ」を連発しました。今までの身体の重さはデフォルトだと思っていましたがとんでもない。しゃーでもない。ぺいでもないですよ。なんでもないです。という座布団全部持っていかれるギャグも軽く言えるくらい軽くなりました。人生って不思議ですね。でもこれ、全禁やっているからこれくらいで済んだと思いますが、もしやっていなかったら・・・社会生活できていなかったでしょうね。怖いですね。皆さんも蜂には注意ですよ。もし刺されたらポイズンリムーバーで毒を吸いだして(アマゾンでググってね)すぐに皮膚科に行ってください。ではまた。


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