〈備忘録〉 『わたしのためのこのイチネン』2022.3.31
~わたしのため の わたしによる note
「こんな想いで大学院生になっていいんだろうか?」と不安に想っている3/31夜。同じようなことを想っていた去年のわたしに向けてのメッセージ。それから、明日から大学院生になる自分へ向けてのメッセージ。
1年前。特に大きくて偉大な大義はないまま、大学院を休学した。
強いていて言うなら、
特別良好な関係とは言えない家族にこれ以上学費や生活費を出してもらうわけにはいかなかった/一度働いてみてから院にいった方がおもしろそう…とかほわっとした想いだけだった。
1年前のわたしも、『こんな想いで社会人やっていいんだろうか…?』と不安に思っていただろうから。それでも、本当にこの選択が自分にとってよかったと思えるので、今noteを書いているよ。
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中学受験・習い事・心理学部受験・就職・大学院受験、、、それなりに自己選択してきたことに対しての誇りはあるものの、
これまでの人生で培ってきた経験や些細な声掛け、結果によってプツプツと生まれてしまったコンプレックスや劣等感の塊は ただ大きい というより“(他より劣っていることによって他者に迷惑をかける)不安”として心を支配するようになってしまっていた。
「周りと比較するな・あなたの人生はあなたのもの」 という声掛けはなんの意味もなさず、それによってですら「なんでわたしはこんなふうに考えちゃうんだろう」とネガティブなループにハマるのは簡単だ。コンプレックスや劣等感を隠してうまく振る舞うことだけがうまくなって ここまで生きてきていた。
(劣等感やコンプレックスの要因となったものごと/環境はいろいろあるけどそれは今はもはや関係ないくらいにはポヨポヨループ)
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2021年4月、大学院を休学して社会人として入社・配属された場所は
とにかく環境と人に恵まれていた。人生でこんなに肯定され、認められ、挑戦できる場には出会ったことがなかった。
「仕事」を始めたころ、「ポヨポヨなわたしはダメだ!」と自分に喝をいれまくっていた。緊張で腹痛になっても知らないふりして無駄に数本早い電車に乗って備えたりした。トイレでぽろぽろ泣いた日もたくさんあった。わたしの中で「ちゃんとしなきゃ/社会人しなきゃ」のプレッシャーを課しすぎてしまい、具体的になにをがんばるかとか、自分になにができるかとか考える隙間がなかった。それまでのボランティアや資格試験・お勉強で培ってきた【知識】だけは少なからずあるものの、それを出すことさえ怖く感じていた。“わたしなんかが…”のままじゃ仕事ができない。
そんな中、会社の制度で先輩とお話しする機会だったり、月一の上司の面談だったり…はたまた、何でもない場面での先輩からのさりげない声掛けの中で、「あれ?自分自身でいっぱいいっぱいになってなにかいいことはあったのか?」と冷静になる場面があった。
≫「今の自分にできることやできないことへのステップがわかっていない➡だから不安」という気づきから、その傾向をなくすのではなく そうなったときにうまく付き合う手段を考える時間を義務的に作った。どうすればこのまま 成果に繋げられるだろうか?時には 一緒に考えてくださる方もいた。
不安要素を減らすための配慮(先の予定を明らかにする)の上司からの提案は 目から鱗の衝撃で、それは、自分一人で抱えていることは“他者のためにならない”場合もあることへの気づきのきっかけでもあった。
そこから 自ら不安に想っていることを質問しに行ったり、自分から励ましの言葉をいただきにいったり、やりたいことを積極的に公表してみたり、激褒めしていただいたことについても一言一句メモるようになったり、感謝の気持ちをすぐに口に出すようにしたり…そういったポチポチとしたことをひたすら積み重ねることで、
気が付いたら、周囲の方々が自分の行動の真似をしてくださる場面もみえてきた。
次第に、“貢献している”と感じることができるようになってきたし、周りの状況も把握して動けるようになった。それ以上に、自分を好循環に動かすスキルを身に着けられるようになってきていた。
仕事としての目標(社内研修の参加や機会のある仕事への取組み)の達成。そうでなくても、学びとは別の意味で 自分にとってすごく大切な時間だったと思う。
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仕事はもちろん、それに加えてひたすら自分が向き合えていない部分に向き合えた貴重な1年間だった。すごくありがたい環境だった。わたし自身も、よくがんばった。
これほど感謝の気持ちを他者に伝えたことはなかったし、これほどたくさんの「ありがとう」という気持ちと大学院生活へのエールをいただけるとは思ってもいなかった。
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2022年4月。わたしは念願の大学院生になる。志望していた 自分にとってベストだと信じている教授が在籍されている大学院。
今のところ。今できるベストな選択をして生きていると思う。そう思えるので大丈夫。
>だけどやっぱりポヨポヨのわたしは思う。
「もし違っていたらどうしよう…?」
大丈夫。もし違っていたらまた働いて、受験しなおすか どっか飛んでいこう。
2021年度は、すごくすごくすごく人と環境に恵まれていた1年間だった。
いや、わたしのこれまでの人生はかなり人に恵まれていると思う。
だからきっと大丈夫。
さあ、あしたから大学院生だ~🌸