人生を狂わせた出会い

今回は、私がプロ野球に興味を持つきっかけにもなった元推し・杉内俊哉さんについてお話させて頂きます。

私が杉内さんに出会ったのは2009年の暮れ、彼が福岡ソフトバンクホークスに所属していた時です。
当時の私は中学1年生、野球の基本的なルールは理解しているものの、愛媛県在住ゆえにホークスとは縁もゆかりもありませんでした。それどころか、パ・リーグの選手を誰1人として知らなかったのです。
そんな女子中学生が、いかにして杉内さんと出会い、人生を狂わせるほど好きになったのか。

きっかけは、巨人ファンだった祖母にプロ野球の選手名鑑を買ってもらったことでした。
その選手名鑑の巻頭のカラーページに、2年連続最多奪三振のタイトルを受賞した杉内さんの写真が載っていました。

左手で無駄な力を入れずに投げる、あまりにも美しい投球フォーム。
私には、その姿が眩しすぎました。

それまで野球は、基本的なルールが一応分かっていた程度で、好きでも嫌いでもなく、予備知識もほぼなかったのですが、杉内さんを知ってから、本格的にプロ野球の世界にのめり込むようになりました。