お弁当1つ。

月に一回のnote更新。
お気に入りの入浴剤を入れたぬるめのお湯につかりながら
頭の中を整理しながら書く時間が幸せであり
ストレス発散にもなっている。

先日、会社の呑み会でスポーツボランティアをしている話をした時に訊かれた言葉がずっと引っかかっている。

「お弁当1つでどうしてそこまでボランティア頑張れるの?」

その時の私は「チームが好きだから」と返していたが…言われてみてふと思ってしまった。

なぜここまで頑張れているのだろうか。

参加特典の存在

ボランティアに参加すると、
・お弁当
・飲み物
・参加特典(チームにより異なる)
の支給がある。

活動に伴う金銭的報酬は頂いていませんが、
全く何ももらってないよ!というわけではない。

あと、ボランティア参加特典が
またボランティアに来たくなる、
継続したくなる特典を用意して下さっている
というのも、1つのポイントかもしれない。

各チームの施策として、参加特典がどのようなものを用意しているのかは
参加者だけの秘密のためここでは公には書かないが…
私にとっては「また来たい!」の気持ちを駆り立ててくれる「参加特典」の存在は大きい、
(チームによっては参加特典が公開されているので、気になる方は探してみてね🤫)

チームの興行に関われる楽しさ

普段お客さんとして来ていた人間からすると、
興行の始まりから終わりまでの流れが見えるのが
本当に新鮮である。

私自身、テーマパークのオタクをしているため
ステージや会場の裏側が見える瞬間=夢が崩れる、
になるため、とても嫌う傾向にある。
正直、スポーツボランティアを始めて最初の頃は
「裏側が見えてしまってもボランティア続けられるかなぁ」
と不安になっていた事もあった。

しかし、いざ撤収作業に参加させてもらうと
この非日常空間が、自分の手で現実に戻っていく瞬間が
なんだか楽しくて儚くて切なくて。

ゲストに観えない仕事ほど
体力を使うハードな仕事が多い撤収作業。
裏側を見てしまい夢が崩れるどころか、
逆に裏側の仕事を見た事で、ますますボランティアへの熱が高まっていた。

無償の愛

チームに対し見返りを求めず、
自分のできることを自分なりに発揮し
チームに還元させていただく。

実はこれが簡単なようで
モチベーションに繋げることは難しい。

試合は満足に観れない、
選手、チア、マスコットには全く会えない。

試合が観られなくても、選手たちに会えなくても
何がボランティアへのやりがいを掻き立ててくるのか。

応援しているチーム、選手、チア、マスコット
関わる全ての人たちへの感謝と恩返し

ただそれだけである。

宇都宮ブレックスは
お客さんとして行くモチベーションを失っていた中に、
常に会場で声をかけて下さっていたボランティアさんと仕事がしたくて
ボランティアとして足を運び始めた。

栃木SCと栃木ゴールデンブレーブスは
宇都宮ブレックスで得た経験と楽しさからボランティアを始めた。

ちっぽけな私1人の存在でも
得意な事で輝ける場所を見つけたのが
「スポーツボランティア」の存在だった。

スポーツとは無縁の生活だった。

私は栃木に引っ越してくるまで
スポーツエンタメとはそこまでご縁のない生活をしていた。

栃木に転勤が決まった時なんて
「テーマパークない田舎町で何を趣味にしろと…🙄」
とも思っていたレベルの人間だった🫢🫢🫢

引っ越してきてからスポーツ観戦にハマり、
スポーツボランティアの存在を知った人間である。
栃木に来る前までの私に今の現状を言ったら
絶対に信じられないと思う。笑

これからのボランティアの関わり方

3シーズン目に突入するスポーツボランティア。

チームによって興行の規模の違いはあっても
スポーツボランティアとしての動き方や
お客さんへのおもてなし精神、
スタッフとのコミュニケーションの図り方は
どのチームにも通ずるものがある。

今までのボランティア経験と、
お客さんとして来場している時の目線をいつまでも忘れずに
興行を無事に、誰も怪我なく終わらせるミッションを
これからもボランティアの関わり方の1つとして考えていきたい。

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