最近のぐらのイカした返しと、顔弄りミームの源流
海外のオタクたちには、キャラクターや人間の顔をびよーんと伸ばしてミーム化する文化があります。
誇張されたコミカルな顔面のインパクトがかわいくて面白い。非常にカートゥーン。
最近のbibooさんは、この画像を引用して今日の表情をみんなに教えてくれています。
ビブーについての説明は無し。どんどん説明なしに加速していくから、振り落とされないようについてきな。
日本の美少女キャラクターには、あまりさせられない大胆なデフォルメ・アレンジが、どうやら僕のツボにやたらとハマって気に入ってしまう。パワパフ育ちだからかな? かわいさよりも動きのコミカルさが優先される躍動感が逆に一番かわいい、みたいな……。もっと単純に一目でくすっとなるコロコロコミックのノリが愛おしいのかもしれません。
で。先日、ホロライブENの初期メンバーがマイクラで一堂に会する配信があり、その際に顔のパーツを誇張するミームの話題になったのですね。「外国人はこうして画像を弄るのが好きなんだね」と日本人の反応を拾ったわけです。
それを聞いたぐらは、「You started JP!」と返す。この返し方に痺れた。「キミたち日本人が始めたんだろ!」と。
なんと、ぐらは「マリオパーティやスーパーマリオ64で海外のみんなも顔を引っ張ったり伸ばしたりする楽しさを覚えた」と主張する。この発言に目から鱗(64のマリオパーティにはクッパの顔面をいじるミニゲームがある)。僕も初めて他人の顔面がびよーんってなってて面白い! と笑ったのはスーパーマリオ64である。言われて冒頭のビジューを見直してみると、たしかに子供に弄り回されたマリオと同じ顔だ!
もちろん、実際に任天堂(日本人が作ったゲーム)が現在の顔いじり英語圏ミームの源流かは定かではないが、これが面白いという原体験に64時代のマリオやクッパは大きく貢献しているでしょうし、その流れを一瞬で結びついて日本人に小粋な返答ができるguraは、やっぱりこの世界のトップを張るだけあるのだな……と改めて彼女の実力に胸打たれたのです。
他では、ぐらが3Dで異様なはしゃぎ方をしている様子に戸惑った初見さんのコメント「僕たちはいま何を見ているんだ?」に対しの反応、This is Hololive……"これがホロライブだ"も、シンプルながらキレのある返しに、まるでコブラを読んでいるかのような「ヒュー!」が飛び出た。これが聴きたくて海外を追っているのさ。
おまけ。
まるでペーパーマリオの仲間かのように後ろから同行し続けるビブー。
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