見出し画像

筋トレ 7ヶ月目

 この一週間はだいぶ精神的に追い込まれている(未解決)ものの、どんなに寝不足でもジムへは週3で行く。この状態で身体を動かさなくなったら完全に倒れるからです。言うまでもなく心身は繋がっており、無理矢理にでも身体を動かせば心も最低限は守られる。必須の連絡はどうにか返せるくらいには……。
 というわけで、筋力0から7ヶ月週3で通っている結果を書きましょう。


 言葉を並べても仕方ないので、とりあえず写真も。筋肉の写真ってライトの当たり方次第だからジムの更衣室でスッと撮ったこの状態は分かりにくい。光があればもっとくっきりしてるよ! と言い訳しつつ、まあ目安はこんなものです。

 特筆すべきは、やはり胸筋。上半身はここ1.2ヶ月力を入れてきたというか、まだしばらくは胸を鍛える期間です。僕は脚の発達具合がよく、スクワット時のバーベルは105キロをカンスト(ジム内の最重量)。105キロ+連続キープ(10秒姿勢を保つ)などで難易度を上げていく。

 脚に関しては無駄な脂肪一切無しで理想の状態だと褒められまくり。これは嬉しい。
 なので脚は週一にしておき、残り二回は上半身を鍛えるように調整することに。上半身もこれくらい理想的に絞ることが当面の目的。しかし、何事もそう簡単にいくものではない。
 脚は生きてるだけである程度使いますからね。なんなら僕は散歩が趣味であったし。一方、上半身はどうだ。日常生活においてまるで使わん。そもそも当初は激しい肩こり・腰痛の改善が目的なくらい、ゲームのシナリオやその他原稿のため椅子に座り続けてきたのだから運動の機会なんて皆無に決まっている。おかげで次作については肩と腰は無事なまま進行しております。トレーナーさん、ありがとう。代わりに毎日筋肉痛になので別種の苦しみはあるけれど……。週3通いだと筋肉痛にならない日は無い。正確に言うと筋肉痛にならなければトレーニング失敗である。
 話を戻して、とにかく上半身はゼロどころかマイナスから始めたようなもので、なんもかんもがキツい。数年前の日雇いバイト以来に重量のあるものをひたすら上げ下げし続ける。上半身のトレーニングは要するにバーベルの上げ下げだ。種目によって多少の違いはあるけれども、結局は腕と胸を活かして持ち上げる意外にない。
 腕はともかく胸を意識して運動することが生まれて初めて。重いものって腕じゃなくて胸筋で持ち上げてるんだなあとビックリ。重点的に鍛えてもらったおかげでぐんぐん胸が出てきた。マイナスであった分、みるみる結果が見えたのは嬉しい。まさか自分の身体に段差ができるなんて、ねぇ……。
 胸筋でのバーベルは70キロ。80キロで3セットできるようになると、基本的には(一般人に比べて確実に)ムキムキだと誇っていい基準らしい。あと少し! が、ここで問題が発生する……。
 バリエーションのなかで足を椅子に乗せてバーベルを上げる種目があり、その状態では脚の力を借りれないため肩が重要。今まで肩は副次的にしか鍛えておらず50キロでもへとへとなのだ。
 肩はヤバい。マジでヤバい。肩のみのトレーニング時、腕が上がらなくて死ぬほどキツい。他の部位なら気力で限界間際から1.2回どうにかなる。肩は動かなくなったら本当に1センチも上がらない! それだけ弱点なのです。
 遂に肩のみ心が折れてトレーニング中動かなくなった。が、トレーナーはその甘えを見抜き、「これは肉体でなく心が負けましたね」と指摘。そう、「自分は肩が脆い」と意識しすぎて一旦諦めてしまったのだ。のんびり鍛えればいい、と。それでは修練にならず、どんなに限界でも数ミリ動かす根性が身を結び、それこそが鍛錬である。
 この件は自分にとって非常にショックかつ、大いな反省と後悔を生んだ。「諦めてしまった……」という事実は枷のように心を縛り、しばらくはトラウマとなっていた。己の弱さと向き合うことが恐ろしく、肩での運動を怖がってしまったのである。だからこそ肩のトレーニングを増やしたトレーナーの判断に感謝。というわけで、いまは上半身が下半身の仕上がりへ追いつくために、ひたすら肩、連動して胸を鍛えています。
 おかげで肩まわりが成長して肌着が着れなくなった。初めて「服がパツパツ」なる経験をしたのである。7ヶ月……まだまだこれからだなあ。ちなみに原稿が死ぬほど怠い感情に関しては特に変化無し。肩と腰が痛まないだけマシか。
 
 
 

サポートされるとうれしい。