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エッセイ:僕はパスタを茹でる段階にすらたどり着けないマジのゴミ

  noteの読者数も2000人越えたので更新頑張るかぁと、GW中は毎日投稿しようとしていますが、今日は自分の人生のしょうもなさを痛感し、そのことで頭がいっぱいなので、そういう話をします。

 フォロワーからカルボナーラをもらったんです。恐らく僕の健康を心配して送ってくださったのでしょう。ありがたい。

 しかし、僕は料理の知識がゼロ。門外漢というレベルですら無く、本当に何も知らないし興味もまったくない。それでもカルボナーラだけでどうしようもないのは知っています。パスタを買う必要がある。

 せっかくの好意を無下にはしたくない。かなり久しぶりにスーパーへ出向き、どうにかパスタらしきものを購入。たくさん種類があったものの違いは一切わからず。スーパーに入った瞬間、チュートリアルとか始まって欲しい。

 そして、料理に挑戦するぞ~とウキウキで帰宅したんです。料理と言っても茹でたパスタにカルボナーラをかけるだけですが。茹でるという行為はよくわからないけど、ググれば流石にどうにかなるだろう……。

 が、台所に立った瞬間、事態はそう簡単に行かないことに気づく……。

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 家に調理器具の類が一切ない。


 この時点で完全に頭がフリーズ。なんかこう、鍋とかそういうものって絶対台所にあって当然だと考えていた。そりゃどのご家庭にも常備されているからといって無から発生している訳ではない。
 みんな一度は鍋を購入するという行為を済ませているのだ。僕は二年間住んでいるのに関わらず、まだ生活のチュートリアルすら終えていない状態だったのです。

 思えば、火を点けるために回すやつに一度も触ったこともない。よく見たらコンロの上はアニメのクリアファイルと薬が無造作に置かれており、このままいくと、らきちゃんとベルソムラが燃え上がる。

 じゃあ、この料理をするために用意された空間には、逆に自分はどう利用してきたんだ? と周りにあるものを見渡すと……。

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 なぜか「ウィンビーのネオシネマ倶楽部」が並べられてある。たしかに、コナミ矩形波倶楽部は素晴らしいし、悪魔城ドラキュラの曲を聴きながら料理するのは優雅なひと時かも知れない。でも、それは鍋とかが揃っている前提の話だろ。台所に鍋が無いのにコナミの名アルバムが置いてある家があるか! ここに今ある。
 奥にあるのは「うたのプリンスさまっ」のDVD。トークショーの際に女性の客からもらったものですが、今思えば好意でもなんでもなく在庫処理だったのでしょう。イケメンたちが全員こちらを見ていて怖い。集団ストーカーか?

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 見上げると小麦ちゃんのPOPが。とてもかわいくて癒やされるが、どう考えても食欲は満たされない。右下にはコズミックスイッチが置いてある。宇宙規模から考えれば、パスタなんてどうでもいいことかも知れません。


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 しょうがないのでサムネをYoutube風にしてみました。ゆめつき先生のイラストは天才。
 自分の人生が終わっていて、生活力皆無なのはわかっていましたが、まさかパスタすら茹でれないとは。
 恐らく鍋があったとしても、次はどうしていいのかわからなかったでしょうし。ちゃんと診断がでたアスペルガーなので、適量とか言われるとその場で固まって泣き崩れます。「茹でる」とか「煮る」「炒める」って要はなにをするのか理解していませんし。

 はやく人間になりたい。

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