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エッセイ:にゃるらがトリップしながら思考を言語化し続けた文章2


 まず何で僕はこのような文章を書いているんでしょうか。
 今日、おかしくて面白い人から、脳が加速した時に思考を文章化できて凄いねと言われたのですが、これは10回に1回のウルトラレアみたいなもので、その時の決まり方が「とにかく思考を言語化し続けるのが快感だ!」に入った確変なので、狙ってこんなことはできないんでよね、残念。
 秋葉原を毎日散歩していると、周囲がオタクでなく外国人観光客だらけなことに嫌気がさしたので、思い立って中野ブロードウェイへ行きました。
 中野ブロードウェイは、昭和からのオタク文化が連綿と受け継がれており、安定感があるにはあるのですが、その分なにも進展もしないため、静止した時の中で建物の老朽化をただただ待つ場所でして、そして建物ももう持たない。
じゃあ中野も終わって秋葉原も外国人だらけになったらどうしようか。
 中野でアートの展示に囲まれながら、ミラーに映った自分と見つめ合うロリータ服の女性を見た衝撃の残滓が脳に反芻し続けており、現代アートより鏡に映った自分、つまりはアートに囲まれている自分が好きという安直ゆえに、逆にとても可愛らしいなと。
 しかも場所は中野ブロードウェイです。路傍の花の美しさには目を止めませんが、中野で現代アートに包まれ鏡に映った自分と見つめ合うロリータ服の女性には目を止めるでしょう。

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 紫って良い色だと思います。
 深く吸い込まれるような、ダウナーという概念を色にしたら正しくこう指定、これは文系的で硬いかな。表現するならこれしかないなと。
だから、僕は自分のドールが紫一色なのを、とても嬉しく思っていて。自分でした癖に何だとお思いかも知れませんが、これが無意識にそうなったんです。美しいと思ったものを自我の外から積み上げたらこうなったんですよ。わからないか、いやこれは僕が他人を嘗めているな。伝わるか。
とにかく、それで医者が、とにかくではないな。拘泥が。こんな文章で人に気を使うこと、この場合読み手に気を使うことないのに。僕の癖なんです。
 他人に余計なことでストレス掛けるの嫌で。それは単純に僕が怒られる危険性が高まるからです。
 そうなると自分の感情って全てエンタメ化しちゃうんですよね。楽しんでもらえればって方向に。
 全部そうで、そうすれば自分の滑稽さも未熟さもエンタメなんだねと昇華されるはずで。
そうかな。

 自分のジメジメした自我がやらかした糊塗をインターネットで補っている?

 つまり、ネットのペルソナで現実世界の悲しみを全部隠している?

 ジョーカーの感想って、ぶっちゃけトリップしながら語る以外に正解ないですよね。これ最も言いたいけど伝わらないし。だから今自身でトリップしながら書けてよかった。要はフィクションより現実の方が悲惨で面白いから、劣悪で醜悪な現実を映像化してみるかってのがジョーカーだと感じて。

 こんな話どうでもいいか。閑話休題。
 でも、この文章自体に主題もないんですけどね。口吻を学んでしまうのは絶対にあるので、この文章にも他人の手癖が入っているんだろうな、それは嫌だな。

 珍しくインターネットの話をしてないな。
 まあ僕らの世代、つまりは25歳前後が言うインターネットって非常に狭いところを指しているんですけどね。
 最悪、SNSだけがインターネットだって人もたくさんいる訳ですから。そこから少し飛び出した範囲がインターネットだと思っている人もいる。
 でも、まあ25歳前後でプラマイ5だとしたら、20代がすっぽりハマる。
 当然、主要な顧客層って自分の年齢に近い方がいいわけですから、20代全てにリーチしているこの24〜26あたりって強いんです。これ以上に広範にするとブレる。
 何の話でしたっけ。
 まあとりあえず20代のインターネット観っていうのは、それなりに見えているつもりなんですよ。そして30代以上が思っているより、彼らの指すインターネットは狭い。これはパソコンの画面がスマートフォンの小さな画面になったんだから当たり前だ。

 もっと噛み砕いて、どうでもいいこと話しますね。上記のような話はここではしたくないな。

 ミュート機能一切つかわずツイッターしてます。タイムラインの全てを受け入れていこうかなと。憎しみも嫉妬も狂気も惚気も口論もとにかく何もかもをごちゃ混ぜにして取り込んでこそだなと。そもそも文章程度が目に入るのを恐れて隠す方がおかしいなと。全て見てみようかなと。若干、先ほど話したインターネットの範囲が狭いと同義なんですけどね。

 「これはペンです」、良い小説ですよね。叔父が文章生成プログラムだって設定が凄い。美しいね。きれいだなって思います。僕もプログラムになって文章を生成し続けるだけの存在になろうかな。

 朝になりました。これって、うう。
 急に文字を書くのが面倒になりました。朝陽はどうしてもダメですね。吸血鬼ですね。街の人々から僕への悪口雑言が聴こえてきますね。
もしかすると、僕にとってのインターネット自体が、まあそこへ思考を言語化する行為か。これが一病息災の体現で、これくらいのことやった方が意外と健康なのかも知れませんね。
つまり僕は意外と正常なんですよ。みんなの方がおかしい。これを読んでいる貴方が病気だ。そもそもこんな記事に辿り着いた時点でそうか。
 日が昇ると健常の時間なんで、さよなら。


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