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IKEAで子どもが迷子になったら…。

本来、子どもが「迷子」にならないように親として対応しなくてはならないのですが。時として、それが出来ないことがあります。
例えば、それが…IKEAだった場合はどうなるんでしょうか。

急に心配になって…

数年ぶりに、IKEAへ行きました。子どもはもちろん、私まで浮足立っていました。
「あれもこれも…あ、コレ良いかも!」とウキウキな私。普段なら、子どものことを気にかけているんですが…。その時は、違いました。
「トイレ行きたい!」と突然、子どもに言われ…案内の看板を探すも、よくわからず。ふと見ると、トイレマークらしきものを発見した子ども。
「…多分、あっちだから。行ってくる!」ともうダッシュで…。
あっけにとられ、重い荷物を持って追うにも追いつけず…。あっという間に子どもを見失ってしまったんです。

トイレマークもよくわからず、子どもの後を追うように進んでいくんですが…トイレが見つからず。子どもも見失う。12歳の子ども。小さくないです。でも、発達障がいがある…迷ってパニックになったり、最悪のことが頭を過ります。

気付いたら…レジ前まで

レジ前まで進んでも、子どもを見つけることができず。どこで見失ったのか。更に心配が募ります。
トイレの場所をスタッフに確認すると…レジを出た所が一番近いとの答え。
でも、自分のカートを押していた子供にはココを通り抜けることはできないはず。

こんな時に限って、子どもの携帯はありません。どうにもならない…。
自力で探し出すことを諦めサービスカウンターへ。

IKEA捜索隊…結束力は半端ない

放送をかけても、パニックになっていると聞けない状態であることをスタッフの方に事情を説明。すると「わかりました。」とにこやかに返答して…どこかへ連絡を入れてくれます。

2分足らずで、私の目の前に8名のスタッフが集まり…状況を共有し、私のスマホの写真を確認し…リーダーらしき人が、テキパキと指示を出し一斉に散らばっていきました。

数分の間にそのリーダーの無線に、次々と各地点から連絡が入ります。「1階トイレいません。」「2階レストラン前、いません」

10分もしない内に、子どもはスタッフに連れられ…私の元へ。しかも大きなカートでなく小ぶりの動きやすいカートに変更してもらっていました。

子どもはパニックになる寸前だった…。

子どもを初めに見つけたのが…海外のスタッフ。話しかけたのは、英語。
「は???何???」と突っかかったらしい子ども。ホント、すいません。私がどこにいるか分からない状態で、警戒心がマックスになっていた子どもは、IKEAのユニホームにも気づかず…。

「怪しい外国人が拉致しに来た」と思ったらしい。

私の姿を目の前にして…涙があふれ。
「拉致されるかと思った」と大声で…。これには、スタッフの方も苦笑い。それでも、笑顔で「良かった」と対応してくれ、感謝です。

連休中で、多くのお客がいる状態から子どもを探し出し…スマートに対応してくれたスタッフの方々。事が終わると、すぐに持ち場に戻っていきました。…IKEA捜索隊、凄かったです。

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