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you+ 〜あなたを変えてくれたもの〜

今の私が、私でいるきっかけがあります。
そして、それは、沼となり…ハマっている自分を認めることで、自分らしくいることの大切さを実感したんです。以前の私は…それなりに楽しく生活していました。根底に「自分が好きになれない」という気持ちがあることにも気づかずにです。
最近、スマホを変えたりして…画像の整理をしていて発見した一枚の写真。
「変わりたい」と思いながら、どう変わって良いのか…戸惑っていた時に受けたセミナーの写真。いくつかの質問に答えていくことで、本質的な自分の内面を表面化していく…ゲームで選びだされたカードたち。

あの頃は…生きるためだけの仕事。今はライター

あの当時、子どもとの生活を一番に仕事を選んでいました。自分は二の次です。シングルマザーであれば、たいていそういう生活をしている人も多くて、私もそのひとりでした。

ただ、「これではダメだ」とどこかにあって。
自治体が行う無料の女性活躍セミナーとか自分らしく生きるためには…的なセミナーに参加をして、自分探しをしていたんです。

今、本業でライターをしていますが…以前は副業でした。小さな会社にパートとして勤めながら、上司や先輩から受けるさまざまなイライラをどこかにぶつけたくて…。無心になれることを探していたんです。

たまたま見つけたランサーズで。
文章を書く仕事を始めて…現実逃避できることで、勤め先のイライラも解消できるようになっていきました。思い返すと、高校生のころとにかく読書が好きで暇さえあれば図書館にいた私。
ノートに、辻褄の合わない小説を綴ってました。
ラジオ番組に、毎週ハガキを送って読まれるのも好きでした。
そう、昔から読むのも書くのも好きだったんです。

あるクラインと様との出会い

ランサーズでさまざまなクライアント様に出会いましたが、私を私らしくしてくれるきっかけをくれたクライアント様がいます。

ドラマ好きで、ドラマの考察や展開の先読みが好きな私に直接依頼をくれた方です。提案も構成もド素人の私に全て任せてくれたのもその方。

1年ほど執筆をさせて頂いたある日。
「今度は…2.5次元について書いてもらえませんか?」と…新たにサイトを立ち上げるので、そのサイトを任せたいとの依頼でした。
その前から、少しずつ少しずつ2.5次元に関する執筆や内容を取り入れていたんです。当時のお仕事内容は、VODの紹介レビューだったので…全面に「2.5」を押すことができないので、2.5次元関連のVODを探し…レビューしていました。

クライアント様からの依頼は、私の溢れる2.5次元愛を表現する場として申し分のないステージです。思いっきり好きなことを自由に書くことの楽しさをこのサイトを通じ知りました。本当に…楽しかった。

残念ながらこのサイトは、さまざまな事情から休止することになり執筆もストップしました。ただ、このクライアント様は「あなたの力をこれからも貸してほしい」と新たな依頼をくれるように…。本当に感謝です。

ランサーズを始めて間もない頃からのお付き合いなので、3年もの期間お仕事を依頼してくれていることになります。

you+ 〜あなた(私)を変えてくれたもの〜

一つは、ランサーズに出会えたこと。
一つは、クライアント様に出会えたこと。
そして、2.5次元という新たな日本のサブカルチャーに出会えたこと。

マンガ、アニメ、ゲームが原作のミュージカルや舞台のことを「2.5次元」と呼び、その作品に多く出演している俳優を「2.5次元俳優」といいます。2018年、紅白歌合戦に出場したミュージカル「刀剣乱舞」総勢19振りのキャラクターは、紅白出場が決まると多くのメディアにも取り上げられました。その後、ステージを飛び出しバラエティ番組や映画、ドラマに2.5次元俳優たちが起用され、ますます「2.5次元」も定着しました。

2.5次元作品の沼

どうして、私はここまで「2.5次元」にハマったのだろう。

確かにイケメンが多い。それだけじゃない…。
彼らは、俳優でありながらアイドルの要素も持ち、歌・ダンス・殺陣・アクロバット…もちろん演技のスキルを求められることを知って「スゴイ」と感動したから。
脚本家や演出の方の、原作を忠実に表現するためのスキルの凄さ。マンガやアニメで出来ることも、生身の人間が生のステージで表現するには、限界があります。…でも、再現してしまっているんです。

再現率を上げるための作り手の努力とそれを現実に形にする俳優がいなければ、2.5次元作品は成立しません。書き手側の視線も面白い…そういう目線も持ってしまうんです。

推しを推しと認めることで、開放された日

ライターとして、多くの2.5次元作品の紹介や観劇レビューを執筆してきました。友人に最近のことを聴かれ…「これが仕事」とサイトを見せたことがあります。

すかさず「へーーー。好きなんだ」と言われ。
「仕事だから」と即答した私。10代や20代であれば、キャキャできるものも…さすがに「推しです」と言えなかったんです。

でも、推しを推しと認めることができたことで「自分の好きなものはコレです」って言えることの大切さを知りました。そうすることで、キライな自分のことを少しずつ好きになれる気もしたんです。(以前、noteで自分の名前が好きになれない…というものを公開しています。)

好きなものを好きと言えると、文章の表現も変わってきた気がします。ものをつくるということは、自分に素直になることかもしれない。そう、教えてくれたきっかけです。



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