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夢と色と模様 バグった自分

前にみた夢で、1階建ての大きな合掌造りの建物にいた。斜めになった高い天井に注目した瞬間、2.5メートル程の高さに浮いて空中に張り付いている状態になり、わたしだけがバグっていた。解像度が低く、白くブレていた。ブレすぎて目がレレレのおじさん的な縦長になってた。解像度が低く粒子が荒いわたしは、合掌造りの中の人や物のようにキメの細かい物質的な重量感がなく、浮いていた。(じっさい浮いていたのだけど。)
そのバグった自分に気づいたら、合掌造りの外、50メートル程先にいた。山に向かう道を歩いていて、白いワンピースを着ていた。白いワンピースの自分に気づいたら、誰か(自分のような)に呼び止められ、「そうだった戻らないと。」と合掌造りの方に方向転換した、ワンピースは薄いベージュ色に変わっていた。呼び止めた人は百貨店の店員さんのような雰囲気だった。

夢の中では家が大きいような小さいような感覚で、決定的な質量感はわからない。アリスが家の中で大きくなる時に、自分が大きくなって屋根に近付いているのに、屋根の方が近づいてみえるような感覚。自分が大きいのか、家が小さいのか、対象物と自分の区別の曖昧さというのもある。

だいたい夢の中で気を抜くと白くなっているらしく、それを注意されることが多い。実在性がないと白方向になり、実在性が増すとベージュ色になる感じがする。前に自惚れるなと注意された時は全身真っ白で、右こめかみの周囲だけトカゲや豹のような薄茶色のまだら模様だった。そして左肩に白いクリームを塗られていた。(日焼け止めクリームと傷を治す軟膏を兼ねたようなもの)透明の歯磨き液体を左斜めに座るダルマのような人に勧められた。

青の対向が茶色のこともある。違う夢では、根元の近くに神社の御守り屋さんがある樹木の何10mかの付近を青いホログラムの蝶々が飛んでいた。それをiPhoneで撮ろうとしたら、私はその樹の隣の樹の根元をみていた。そこには茶色の落ち葉に擬態化したような虫がこちらを見てダンスをしていたので、iPhoneで撮った。青い蝶々と茶色の木の葉の虫は同じもののような気がする。いつも夢の中で注目するとそれを記録しようとiPhoneで写真を撮る。

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また違う夢。大きな老舗旅館の板張のフロアで、女中さん達に、自分が着る衣装を決めるように言われる。なんとなくこわい団体の合同結婚式のような雰囲気で、その団体のドンはたけしだった。私は青系のマダラ模様の丈の短いワンピースを選んだら女中さんにやんわりとおこられて、日当たりのいい窓が大きく出入り口になっている別室の衣装部屋でベージュに白の小さなドット模様の丈の長めのスカート(中途半端丈)をすすめられた。この青系の模様は、この夢では私が選んで断られたけど、別の夢ではこの青い模様の包装紙で包まれた贈り物をもらった。私はいらないと言ったら、前に注文したものだと言われた。

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色は適材適所で使えといわれているみたいだ。
また、夢では、女中さんや、寮母さん風の人にかまわれることが多い。この人たちはいつもみてますよという雰囲気で、なにやらかにやら勧めたり修正したりしてくる。デパートの店員さんだったこともある。店員さんからエステやメイクのサービスを勧められて断ったら、どこの階までも追いかけてきて、怒っていた。アイシャドウなどの色について細かく指南される。実際、夢でない時でも年上の女性にかまわれることが多い。

基本、適材適所ならぬ適カラー適所。
私は普段、紅茶を飲みだすと紅茶ばかり飲んだり、ホワイトチョコだけ、水だけ、デーツが止まらない、など行き過ぎがひどい。ので、傾いたら修正を繰り返し繰り返しながらやっていくのがいいと思う。そういうのが夢に現れてると思う。自分のおさまる傾きスポットが多いというのもあるので、それ偏りなくバランス良く使っていきたい。