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やってますと言われても…

相変わらず進捗がすすまない問題児
むりやりすすめてもダメなんですって…

動作確認は過程も大事

システム改修すれば、テストする。
テストをするということは、インプットに対し、期待するアウトプットが得られることだ
ましてやリンクテストともなれば
1→2→3…
とインプットとアウトプットが連続的につながっていく。
とすれば、ある程度のステップごとに

いまのところまでは問題ないか

と、過程も確認しながら進めないと、手戻りが大きくなる。
しかしながら…問題児はやることが違う(ダメな意味で)

やりました(結果はどうあれ)

元々の見積りより1.5倍は時間をかけてテスト実施した問題児。
さて、特に問題があったという報告もなく実施を終えたのなら、証跡そえてレビュー依頼してくださいよ

いや…まだテスト結果の確認してません

え?どうゆうこと?

いや…あの…ですね。結果はこれから確認します。

やっぱりわからない。
というわけで、事情を聞いたところ
ひとしきり書いてあるとおりにやってみた。
証跡もとったからこれから答え合わせする。
というのだ。
え…それって手戻りしたらどうするの…

って、思っていたら案の定かなり初期段階で手順漏らして結果が合ってない。途中で一部気がついて取り付くろうような証跡になっているが内容がちぐはぐ。
しまいには…

すみません、途中の結果が期待通りになってなくて、原因調べます

…やっぱりね

で、3日かけても分からずじまい。
仕方ないから私が入って分析しましたよ。
1時間で分かった。
初期段階で手順漏らしたデータのまま、後続のテストを実施したから期待する結果にならないのだ。ある意味当たり前。

やりました…はホントにテスト仕様書の手順を追っただけだった。
…テスト仕様書にはちゃんと手順の脇に「想定する結果」が書いてますよ…

やったんです!

そのことを問題児に伝えると…

ちゃんとやったんです!
証跡もとったんです!
私は確認したんです!

うーん…
だから信じてください!問題ないんです!
とでも言いたいのだろうか。でもさ…それでいいなら証跡なんてなんの意味もないじゃん

中途半端にやり直して整合性のとれない証跡
間違ったまま突き進んで期待する結果が得られない状況

そりゃ何かをやったといえるが、テストの証跡としてはダメですわな。
やりなおしー

やったんですよ…信じてください

やったことは信じよう
でも証跡としてはダメだから。
やりなおしです。

わかりました、となった。どうせこのまま調査させても原因追求には至らないんだろうしな。

もういいぜ、グッパイベイベー

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