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いい人たちと出会った。私は落ち込んだ。

ウツになる少し前、いいひとたちと出会いました。

彼らとお花見をした時に「あ、これがいいひとなんだ」と衝撃を受けました。

まず、全肯定なんです。絶対に否定しない。それからテンションが一定なんです。嫌がることは強要しません。「お酒飲みなよ」みたいなことすら言いません。仲間が傷つきそうになっていると必死にフォローします。でも傷つけた人のこともフォローします。全員が全員を気遣っていました。

彼らといると、自分がすごくイヤな人間だということが浮き彫りになりました。わたしは割と皮肉っぽい言い方をしたり、相手を否定するような発言が多いんですが、実は彼らとお花見をした時に初めてそのことに気付いたのです。

仲間の1人がいつもジップロックを持ち歩いていたのですが、わたしの第一声は「はー!?なんでww」です。でも彼らは「いいね!」「すごいじゃん!」なんです。

話せば話すほど、自分自身が異質に感じていきます。万事否定から入る私のターゲットになった人(私は仲良しだと思っていた)を周りは必死でフォローします。私は話していて自分の性格の悪さが惨めでどんどん悲しくなっていきました。

一瞬で癖を変えることはできないので、話せば話すほど浮いていく自分がすごく悲しかったです。

もうひと頑張りしてそちらのグループに染まれたら人生が変わっていたかもしれません。でも私はここに居場所はないと尻尾を巻いて逃げ出してしまいました。

今まではこんな私でもあまり浮かずに話ができていたのです。住む世界が違うとはこのことかと痛感しました。母には「自分がイヤな人を引き寄せてるんでしょ」と言われました。本当にその通りだと思います。


きっとこれは神様が目標となる人物を見せてくれたのだろう…と前向きに捉えていつか彼らの仲間になれるように頑張ろうと思いました。

でも頑張ってもうまくいかないので、私はすべての人間関係を断ち切ってしまいました。それが正しかったのかはわかりません。しかし、少なくとも私のせいでイヤな思いをするひとは減ったはず。

彼らとの出会いは私に衝撃を与えてくれました。今までの人間関係と自分の態度について、あの優しい世界を知らないままだったら自分のイヤな態度に気づかないまま歳を重ねていったのでしょう。

自分を優しい人間だと思っていたのが恥ずかしくなる出会いなのでした。

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