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枠の外

女の子だから赤いランドセル。
30年前、私がまだ小学校に通っていた当時は、時々、赤いランドセルの赤がピンクに近いような子はいた。
今では何色でもいいみたいだけど、最初は女の子向けの水色のランドセルは見かけなかった気がする。やっぱり赤がピンクに、黒は青に水色に…といった印象があった。

サンリオキャラクターのキキララちゃんも。
これも私が小学生のとき、水色の短い髪の子が女の子だと話題になったことがあった。
髪が短い女の子は当然クラスにいるんだけど、それでも水色であることも合わさり、男の子だと思っていた子がほとんどだった。

ジー、コロコロコロコロ…と楽しげな音を鳴らした電話も無くなり☎、2つ折りの電話もなくなり。
そうそう、電話という呼び名も携帯に変わり、いよいよAIが単純作業を肩代わりしてくれるとか。
いつだって普通に枠から出ずに生きてきたけど。
これからは意識的に枠の外側に立つ方がいいらしい。

自分の立つ場所、立ち位置の周辺を取り巻く人や状況を、いつでも客観視できていると、いざ動く必要がでたときの初動が軽くなる。
AIの活躍で世界がいつ、どちらに動くか分からないから。

最も人が人らしく生きられるようになる時代らしいから。
もっと自分のことに、ヒトのことに興味を持って、ヒトらしさを伸ばすために。
見て、感じて、考えて、動くために。
枠の外側に立って頑張ろうじゃないの。

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