私的記念日
今日は私的記念日でした。2019年8月28日から1年経った。
私にとってすごく大事で、いい一年だった。
2年前の2018年8月12日、最適化デザイン講座をやってる人からFacebookで友達申請が来て私が承認したらしい。メッセンジャーにやりとりが残ってた。残っててくれて嬉しい。
有名な会社、有名な大学、偉い肩書き、プロフィールに書けるような実績があるような人と私は釣り合わない。私はきっと恥をかく。そんな人の話が理解できるだろうか?と正直怖かった。本当は同学年の面白い人だったけど。
いい年した大人になってもこれがなかなか取り払えない。講座で最初に誘われたイベントは会場が東大、その次は飲み会、耐えられなくて予定があると嘘をついた。本当は全然ひまだった。
2018年12月4日に自分を追い込もうと出席して、その後は一度出席すると次が断り辛い性格が幸いして、月1回あるか無いかの講座に全て出席した。追い込む理由が小学生すぎる。
毎回前日は緊張して眠れなかったり、会場には30〜60分以上前に着いたり。私はこういった講座に行く人なんだと自分に言い聞かせ続けた。大丈夫、次も行けると。
この講座に出なかったら、2019年8月28日のイベントにも行かなかった。だって行かなくたって困らないんだから。
28日は本の出版イベントで、当然そんなイベント行ったことなくて。本にサインをもらうなんて。サインを貰わずにそそくさと会場をあとにするなんて。本を出すような人に何か話しかけられたらどうしようと怖かった。
イベントは田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」と角田陽一郎さんの「「本気で話す」は武器になる」の出版記念。やっぱり行くのをやめようかと思ったし、代官山でちょっと迷子になった。
その時にヨウイチロウさんから「ICUC知的好奇心向上委員会をやってます」と聞いて、自分はこれに行くんだと思った。
今日のイベントを書いてくれる人を募集しますとアナウンスがあって、やろうと思ったけど、思ったけど、書きましたって連絡するのが怖すぎて、できなかった。
連絡するとき何て書けばいいのか、それを本気で悩んだ。でもそれができない代わりにICUCには頑張って行こう、と。
面白いよ。今では毎週勝手にICUCの配信を文字起こしして、いよいよ趣味だと言い始めてる。
講座もイベントも、オフラインもオンラインも、視聴者ではなく参加者になるものは、今でも相当緊張する。だから明後日も緊張する日だ。
「行きたい、会いたい」と「行きたくない、会いたくない」は同じ分量だけあって、どうにかこうにか、行きたくない方を押し込めて行く。
こんな状態って、講座を本当に楽しんでいるのか?と、ちょっと疑問に思う。でも他の人の楽しみ方と一緒にはならないかも知れない、それでも良いはずだと言い聞かせてる。
言い聞かせる内容が1年で変わったのが嬉しい。
運の良さが異常でよかった。大人になっても取り払えない卑屈さが、有名な会社で有名な大学で偉い肩書きでプロフィールに書けるような実績がたんまりある人達のところに、何度も行く機会があって、行くことが許されて、向かい入れてもらえて、ちょっとずつ進めてる気がする。
どこに進んでるのかよく分からないけど、もう一年がんばろう。
また来年お祝いしよう。
2021年には卑屈さがなくなってるかもしれないから。
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