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猫端会議というものを作りました

誰でもSNSで多くの人と繋がれるようになった時代。個人においてもフォロワー数・会員数・閲覧数や視聴数、広く、数多くの人に繋がることこそ良しとしてきた、そんな時代が終わりそうです。そしてこれからの人の繋がりは数より質に向かうと言われています。

猫端会議は
終わっていく時代より数を求めず
次の時代ほど繋がる目的を求めず
緩く軽く繋がるながら作業場です

 猫端会議は私の友人でカナダに住む女性が作りました。私は質を繋がる価値だと言われてしまうと、大勢のうちの一人という数から、今度は個人として何かしらの評価を受けるようにも聞こえ、ちょっと大変そうな気がしてしまいます。しかし彼女が想う猫端会議という場なら、そのどちらでもなく、気楽です。そんな彼女のオンラインながら作業場「猫端会議」とはどんなものか?ここに書いてみます。よかったら読んでみてください。

⚫︎名前の由来
⚫︎開催時期
⚫︎料金
⚫︎集まってすること
⚫︎作業は何してもいいの?
⚫︎猫端会議のイメージ
⚫︎出来たきっかけ
⚫︎メッセージ
⚫︎コンタクト

⚫︎名前の由来

公園で見かける猫の井戸端会議にちなんで「猫端会議」という名前です。略して猫端。外から見ても集まって何してるのかよく分からないところが似ています。

⚫︎開催時期

現在は日本時間の13:30〜15:30と21:30〜23:30のどちらか、月2回程度の不定期開催。上記時間内で入退室自由。

⚫︎料金

なし。勉強会じゃないので。

⚫︎集まってすること

①やりたい作業
②雑談

作業:
趣味や日常のタスク。
手芸、園芸、絵画、炊事、洗濯、掃除、部屋の片付け、PCとクラウドのファイル整理、ネイルケア、何もせず聞いてるだけ。これらが今まで実際にあった作業。
雑談:してもしなくてもいいので、無言で黙々と作業の時も。
会社の休憩時間に来た人は雑談目的で入室、5分で退室。終了5分前入室もありました。大変自由に楽しまれてて嬉しい限り。

要は誰かと一緒のながら作業】です。
優先度が低く後回しにしがちな家事や自分の趣味の時間を猫端にセットにすると、気楽に取り組みやすくなります。
作業と雑談、それ以外はその時任せの集まりです。

⚫︎作業は何してもいいの?

音の出続けるもの(食事、料理、ミシン、移動中など) 、音が大きいものはミュートにしてもらっています。雑談があるため読書、書き物、計算など、考えることに集中するものは向きませんが、ラジオ感覚で作業できる人ならできるかも。

⚫︎猫端会議のイメージ

猫端会議に近い感覚のものを考えてみました。参考にどうぞ。
それぞれの仕事をしながら雑談もする雰囲気のいい会社。リビングでそれぞれ宿題をする兄弟と献立を考える母。お茶しながらお喋り。友達と部屋で漫画の回し読み。編物や縫い物をする人の集まり。電話しながら掃除。YouTubeの作業用動画を流しながら勉強。コワーキングスペース。
など。

⚫︎出来たきっかけ

 ある日、YouTubeLiveを見ていた私は手持ち無沙汰で編み物をはじめます。そのことを知ったカナダの彼女は、彼女自身が目指したい方向がちょっとクリアになり、そこへ向かう一つの手段が猫端会議でした。「そんなオンラインの集会を作りたかった!」「YouTubeに"作業用"という動画があるならオンライン版もできるはず!」「上下ではない横の繋がりだ!」と言います。
 聞けば何だか私の行っている和裁教室のよう。先生も生徒もそれぞれのものを縫っているけど、口と耳は色んな話をしている。着物の話もそうでない話も、いろいろ。
 そんな始まりだったので、私は開催代行やできる限りの宣伝などを手伝っています。

⚫︎メッセージ

 人と会うために使う時間は貴重。だからこそ共に過ごす時間は有意義にと思う。私のためにも相手のためにも。しかしカナダの彼女はその有意義さから少し離れた「誰かと一緒のながら作業の時間」を作りました。
 一人じゃないけど目的は緩く、自分本位。仰々しくなく、馴れ馴れしくなく。次の時間で友達に会いつつコレをやろうという、ただそれだけの集まり。

 気が合わない者同士ではやっぱり無理です。それは直に会うのもオンラインも変わらない。そんなに何でも可能な会じゃない。でも、もしも、私やカナダの彼女と気が合いそうなら、おそらく細く長く、陽気に、軽く。リフレッシュしながら進めたい作業を終えられる、一石二鳥な集まりです。

そもそもカナダの彼女と私は直接会ったことがないのです。
それぞれ地球の裏側に住んでますから。
始まりからして緩くて軽いのです。

数は、
自分を偽ればいくらでも増やせるけど
矛盾に苦しくなるもの。
質は、
むしろそのままの自分でいいから
本来は楽であるもの。

人との繋がりはどのくらい続くかわからないから
一緒で楽しかったという時間が
ゆっくりと積み重なっていく緩さ加減が
心地良いんだと思う。
カナダの彼女より

⚫︎コンタクト

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