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【中央競馬予想】2021/12/25 阪神カップ(G2)

先週の朝日杯は無謀気味に再内の逃げ馬を狙ったが、結果は外めをスムーズに追走した対抗ドウデュースの勝利。基本的な傾向としては依然外有利は間違いない。ただこの一連のG1はすべて外回りで、今回は内回り1400が舞台。

そもそも阪神1400、とりわけこの時期の同コースは特殊な適性を要求されリピーターが多い。スプリント戦を追走できるスピード、内回りをこなす器用さ、それでいてマイルぐらいまで走れるスタミナ…これらの条件を満たした穴馬を狙いたい。



◎ラウダシオン
○ケイデンスコール
▲ラヴィングアンサー
☆ルークズネスト
△サウンドキアラ
△ソングライン
△グレナディアガーズ
△シヴァージ
△ホウオウアマゾン
×
ダノンファンタジー
×タイセイビジョン



ここは阪神1400初登場のラウダシオンを狙う。三歳マイルG1馬だがマイル実績は1-1-1-4で、集中力を欠き止めてしまう面を考慮しても現状だと明らかに長くなってきている。一転1400は4戦してすべて圏内で、スプリントだと忙しすぎることを考えてもこの番組は適鞍と言っていいだろう。

前走の富士Sは好位のインからかかり気味に先行し、残り1ハロン時点では一瞬先頭に立ちかけていた。外差しのバイアスもありあっさり飲み込まれたが、実は先行した組の中で0.7秒差は最も上位に残している。馬群から抜けてくる瞬間の脚には勢いがあり、距離短縮のここは絶好の狙い目と見たい。中間も騎手騎乗でCW80秒台を馬也で計時しており体調も万全のはずだ。


対抗にも穴目、ケイデンスコールを抜擢。前走は強敵相手のマイルCSだったが、道中はインでじっくり溜めておきながら直線はなぜかほぼノーモーション(もしかしたら外に出せずに諦めたのかもしれないが)。特に不利もなく雪崩れ込み、明らかに脚を使っていない。それでいて0.7秒差10着は能力の証で、岩田騎手の進言での距離短縮ならここは勝負度合いも高いだろう。
元来が使われて良くなるタイプで、G1ヤラズで体力温存&叩き三戦目のここは密かな勝負駆けを期待していい。

大穴でラヴィングアンサー。好走前提条件のマイルを走るスタミナは持ち合わせてはいないが、決め脚は重賞クラスのものを持っている。今回は後方ブン回しを示唆しており、馬場&流れが嵌れば入着ぐらいの色気は持てるだろう。

大外だが前走が消化不良のルークズネストもルメール騎乗で要注意。

サウンドキアラは当初本命も考えたが、前走がやや不甲斐ないか。武豊騎手は馬場見えているはずだが、あまり手が合っていないのかも…。

ソングラインは能力認めても適性は?で連下。グレナディアガーズも距離合うが調子落ちフランケルで馬場も速い方がベター。

前走差し返しのホウオウアマゾンも怖いが、前走以上はやや厳しいか。

人気のダノンファンタジーは昨年より立ち回り要求されない馬場はマイナス。一気の相手強化で今回は苦戦するとみて評価を下げたい。


個人的な有馬記念はこのレース。
馬券は波乱も想定して、まず三連複◎-印。その上で上位を2列目に置いて重ねる。◎-○☆-印が大本線。
三連単は◎頭まであるとみて、○☆を二列目に買いたい。
オッズ見つつ◎-○▲☆の馬連と、外枠決着の縦目○▲-○▲☆17-印は念のため押さえたい。勝負レースなので点数が増えるのは許容する。



この投稿は以上です。



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