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【中央競馬予想】2021/11/21 マイルチャンピオンシップ(G1)


去年に引き続き阪神で行われるマイルCS。ポイントはなんといっても昨年とはまったく異なる馬場状態だろう。Aコース7週目の開催となる今回、クッション値こそ正常ではあるが3~4角に明確に傷みが出てきており、今週の開催を加味すると外有利傾向はますます加速しそうだ。ここはトラックバイアスと枠順が明確に命運を分けると見て予想したい。




◎ダノンザキッド
○グランアレグリア
▲サリオス
☆サウンドキアラ
△シュネルマイスター
△グレナディアガーズ
×1.6.7.10.11.14.16

※7が抜けていたので追記



ここは好枠に収まったダノンザキッドを狙いたい。そもそもが2歳チャンプなので言わずもがなだが、東スポ杯ではタイトルホルダーを寄せ付けず、ホープフルSではオーソクレースを下し、控えたにしろ(結果的に)距離が長かった弥生賞で今回人気のシュネルマイスターにもクビ差と、世代屈指の能力には疑う余地がない。そして何より強調したいのは阪神1800での新馬戦で、直線ややインに切れ込む場面はあったもののワンダフルタウン以下を圧倒、最後は流して突き放す圧勝だった。一連の競馬を見てもこの新馬戦のパフォーマンスは突出しており、阪神コースで控えての競馬ならまだ底を見せていない可能性がある。

前述の通りハイレベルな3歳世代の一級戦と能力差がないのであれば、最も人気のない同馬から入るのは必然。さらに得意コース替わり、好枠、追える川田騎手、狙い澄ました叩き二戦目と狙う条件は揃ったとみたい。

最終追いで好調キープを示したグランアレグリアが対抗。中2週に遠征と楽なローテではないが、この好枠なら不利を受ける可能性も低く、8割程度走れば十分に圏内だろう。

怖いのは◎○がインから出し抜けを喰らうパターンか。その筆頭はサリオス。安田記念は昨年のダノンキングリーの負け方とほぼ同じで、内枠でリズムを取り切れず直線も進路を探している間に勢いよく外から追い込んだ馬に屈して万事休す。外から流れに乗っていれば違った結果になっていた可能性も高く、馬具変更が噛み合えば巻き返しがある。

ただ今回も内枠で、レースの組み立て自体は難しい。枠を生かすなら先行するべきだと思うが、そのためにはスタートを決めてかなり押していく必要があるので、松山騎手の戦略と気合い次第だろう。


サウンドキアラもここ目がけて調整してきた。前走はチグハグながら最後急追しており、じっくり溜めそうな武騎手なら食い込みがあっても…。

シュネルマイスターも枠が難しい。クレバーでセンス溢れる横山武騎手ならインを捌く可能性もありそうで、仮に上手くいっても今回はトラックバイアスには完全には逆らえないとみて連下まで評価を下げた。

グレナディアガーズは明らかに高速馬場向きではあるが、溜めて弾けさせる池添騎手とは手が合いそうで警戒が必要だろう。


基本的にはそこまでは荒れないであろう一戦。馬券は◎-○▲を軸に組み立てる。
まず三連複◎-○▲-印で人気薄をケアしつつ…三連単◎-○▲-○▲△マルチを買い、◎○▲アタマを重ねる。☆は2.3着重視。最後に◎→○▲↔印で大きく狙う。



この投稿は以上です。






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