12/12〜16週ドル円展望
ごきげんよう。
とある猫だ。
さて今週もやってくぞ。
多分今年最後のヤマだ。
今週のスケジュール
羊飼いさんいつも有難う。
ラスボスはもちろんFOMCでのパウエル。
ただその直前にCPIもある。
FOMC終わってもその後BOE→ECBと続く。
動かない訳がない。
ただ一方的にトレンドが出るか?
と聞かれれば何とも言い難く、年末を迎えると共に商いも薄くなってくる、というのが例年の流れである。
上下に振って終わりかもしれない。
先週のおさらい
先々週のパウエル砲により、FOMCまではドル安の織り込みが強まるとの見方を示したと思うが、そこに水を差したのがニック砲だった。
そうそう。
ズートピアのね。
ニッ○・ワイルドさんですか。
て、ナンデヤネン。
このニック砲によりドル安へ大きく傾いてた相場がドル高へやや転換を見せたと。
さらに週末のPPIが予想を上回る事で今週のCPIへの織り込みをより一層深めたと。
そんな感じの1週間であった。
相場は甘く無いね。ホントに。
で、どうなるの今週??
という所で本題へ。
まあそんな事わかってりゃ最初から億万長者よ。
分からないから面白い。
相場ってそんなもんよ。
今週の展望と戦略
今週の戦略を構築する上でまず把握しておきたいのは現在のFOMC織り込み具合。
流石にインフルエンサーと呼ばれるアカウントの発信は解説が分かりやすいといつも感心する。
俺のふざけたツイートとは雲泥の差である。
で、だ。
まとめるとこうだ。
12日(月)7:00現在の織り込みはというと。
今回の利上げがどうのこうのはもう議論の外。
つまり政策金利では動かず、パウエル待ちという事にはなるが、特に重要なのは2月のFOMCについての議論や匂わし。それとターミナルレートについて。
ターミナルレートっちゅうのは利上げの最終ゴール地点を意味するものでこれが現状5%程度に留まるというのが大勢の見方。
5%という事なら2月→3月で25bp→25bp利上げを想定してる事になるが、長引くインフレを抑制するには利上げ縮小には慎重にならざるを得ない。
個人的には利上げピークアウトの織り込みがほぼ終わったようにも見えており、先週のPPIでの反応を見るに引き締め方向になった場合の方がサプライズが大きいようにも思える。
例えば2月も50bp継続するよ的な方向性ね。
兎に角パウエルまではどうなるか分からないが、分からないなりに戦略を構築するとなるとこうだ。
FOMCまでのドル高織り込み利用のドル円ロング。
先行指標とも言われるPPIが良かった事でCPIにもその方向への織り込みが強まる。
CPIが良けりゃインフレ抑制の為にターミナルレートは市場予想より高くなりやすい。
つまり利上げ縮小に対して慎重にならないといけないから2月織り込みが50bpに傾く。
この織り込みを利用する訳だ。
なので週明け月曜日火曜日で押し目があれば買っていきたい。
FOMC以降はサプライズ方向なら1回だけその流れに付いていく。週末は無理せず。といった感じだ。
ファンダ初心者は何言ってるか分からないよね?
気になるなら少しずつ勉強してくと良いよ。
個人的にはこの【織り込み】というやつは非常に重要視してるからね。
ドル円テクニカル分析
ここでようやくチャートの登場。
波形のサイズ感的にはこのぐらい戻してくれた方がしっくりは来る。
今年付けた最高値をTOPとする第一波なら戻しは深め61.8%程度を想定し上図のようなイメージ。
来年の話にはなるが。
その戻しの上昇一部分を狙う。
重要な水平ゾーンである青ゾーンで折り返し三尊からの否定となれば相当旨味のある肉が焼けそうな予感はしてる。
以上だ。
ファンダ、テクニカル両サイドから見ると、
やはり上方向に余力があるように個人的には感じる。感じるが大事なのは実際の値動きだかんな。
橋本・・・。
おい、そのネタもうヤメーロ。
完
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