6/13〜週 Somebodyの思考回路(相場展望と戦略)
ごきげんよう。
とある猫です。
いきなり始まりました週間戦略note。
いつまで続くか分かりませんが、いや今回限りかもしれませんが、週明けの自分の脳内を少しだけシェアしたいと思います。
個人的な見解ですので、どうか参考程度に。
自身のトレードを大切にしてくださいね。
6/13〜週のザックリ相場展望
※ファンダメンタルズ編
先週は注目のCPI発表がありました。
織り込んでいたとはいえ非常に強い数値でインフレ懸念からの株下落で週末を終えてます。
このCPIの結果を受けて今週15日(日本時間16日3:30〜)のFOMCに向けて0.75%の利上げの可能性も織り込み始めました。
そして今週は各国の中銀政策金利が立て続けに。
今後の展開を左右する非常に重要な1週間です。
週間スケジュールは上記を参照してください。
FOMC以後は大きく流れが出やすいかもしれません。
今週は基本的にはFOMCを挟んで戦略をそれぞれ考えてあげる必要があると。
FOMCまでに織り込む動きならやはりドル高方向でしょう。
あとは先週の下げに対する自律反発があるか否か。
とりあえずFOMCまでは反発しても大きくリバる可能性は低いと考えてますので、引き続き水曜日ぐらいまではドルストで戻り売り目線。
中でもユーロの弱さが先週目立ちました。
予想通りではありましたが、先週のECB政策金利において市場が思っていたほどタカ寄りにはならなかった…という事なんでしょうが。
となるとユーロドルの売り目線継続か?!
という展開でしょうか。
もう一つ気になるのが、週末にかけてのGOLDの反発です。これだけのドル高推移にも関わらず急反発しました。
株から現物資産への逃避…と考えればしっくり来ますが、最近の相場はそこまで単純でもなさそう。
GOLDが反発局面にある、という事はオージーも底堅さを見せるのでは?という所からユーロ豪ドルショートもアリかも…と思っています。
週明け以降は様子見メインとなりそうですが、
値動き次第では
・ユーロドルS
・ユーロ豪ドルS
狙っていきたいです。
そしてドル高を織り込みつつ迎えるFOMC。
インフレを抑えるには利上げするしかないんですが、利上げは株価の下落に直結します。
このまま株価の下落を容認するのか、しないのか。
インフレ退治を最優先するならタカ。
株価との折り合いを見つめながらならハト。
0.75%まで織り込みが強まると、やはり株価の下落は止まらず現在31000ドル台ですが、30000ドルを割り込むと危険水域とも見れます。
仮に僕がパウエルなら、
インフレ退治の為に利上げペースは変わらずやってくよ。でも株価の安定推移も重要だから一旦火消し発言しとくね、的な。
事実、インフレ指標もピークアウト感が出てきてますのでココから更にガン上げするよりは高止まりするんジャマイカ?との見方もあります。
ハト寄りのパウエルならあり得る流れかなと。
そうなるとここまでのドル高は一旦セルザファクト。
一転ドル売り反発の可能性を秘めてます。
株価も直後は反応するでしょうが、今後の景気後退は逃れる事は出来ない…との見方からやはり高値は叩かれると。
そういうイメージで見てます。
仮にこの流れがドンピシャなら、ドル円は上値限定一旦ピークアウト。
週末の日銀でどるなるか??
という所ですが、FOMC〜日銀発表までの期間においては円高傾向の方が強まるかもしれません。
多分サプライズでの利上げはないでしょうが、あればドル円は大暴落。
なくても黒田総裁が国内インフレ懸念を示せば、或いは過度の円安に警戒を示せばワンチャンあると考えてます。
なのでFOMC以降は、
・ドル円S
・ユーロ円S
この辺り見ていきたいです。
ポンドに関しては木曜日にBOE政策金利があるので乱高下の可能性があり注意です。
BOEの流れ次第では売っても良いと思ってます。
ファンダメンタルズ編は以上です。
※テクニカル編
いや、ファンダメンタルズ編長いわ。
と突っ込まれそうですが、最後までお付き合い下さい。
ファンダ編で考察したらペアについて、その方向性に優位性のあるトレードプランを構築していきます。
▼ユーロドル環境認識
赤いゾーンがレジスタンス。
緑のゾーンがサポート。
週明け早々に1.0500の大節目を割ってきました。
が、時間が時間なのでスルーです。
このブレイクで売りに乗っかるには突っ込み売りになる可能性が高くリスクがあります。
トライアングル上抜け騙し下からのスラスト2本目。
ここから上値重く推移すれば3本目へ向けた最下落は考えられます。
現状の位置から反発出来ればまだSL大きく巻き込んでない状況になるので、底からのウェッジ形成からの再下落というイメージでSLを刈りきる。
そんな値動きになったらショートです。
あくまでFOMCまでの戦略です。
▼ユーロオージー環境認識
1.4890〜1.4900あたりの紫ゾーンを跨いでの攻防だったので節目付近を注視してましたが、直近ではやや効きが弱いかなという事で優先度を下げました。
水平でないならナナメ推移の可能性があるので、今のところ上記のようなチャネルを意識しながらラウンドナンバーでもある1.5000付近へのリトレースを待つ方が賢明かなと。
やはり1Hで見ても今すぐどうのこうの…
という印象は受けないので一旦様子見です。
高値付近からのアクション見て考えます。
▼ドル円環境認識
売っちゃダメなやつ…
と分かっていても…
チャンスがあれば狙います。
それが漢ってもんですよ。
売り焼肉の場合はこんなイメージになります。
お肉も良いけどたまにはホルモンも行きたいよね的なショート。
もちろん長期は上ですので、そこは忘れずに。
▼ユーロ円環境認識
ドル円が下がる展開ならこういうイメージでのショートを狙い撃ち。
ギュッとチャートを凝縮し過ぎて見えづらくなりましたが、黄色枠のようなサポから急騰…でもダメでした的な値動きを焼肉で狙います。
1Hレベルでの押し目なし急騰相場なのでFIBを採用してます。
1番良いのは23.6%に上げ調整後落ちてくるパティーンですね。
ドル円クロス円はFOMC以後の狙い目です。
テクニカル編は以上です。
とりあえず月曜日のアジア時間は様子見決め込んで狙った流れになるのを待つのみですね。
もちろんFOMCや日銀でサプライズ的な発表があればそれに準じて戦略を変更すべきなので、そこは柔軟に対応したいです。
あくまで自身の思考回路をツラツラと綴ったに過ぎないので、参考程度に留めてください。
この記事によって貴方の相場観を崩すような事だけはしたくありません。
自分軸が1番大切なのでそこは肝に銘じておきませう。
はい、既に疲労困憊です。
今回限りかもしれません。
完
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