おかしな詩01 『電車』
めちゃくちゃ走ったけど結局電車に乗れなくて息を弾ませながらホームで佇んでいるときにうたう詩
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笑われるくらいがちょうどいい
笑わせることなんてできないから
刻め この顔 この背中
弾む鼓動と見つめる視線
過ぎゆく人々に幸運の微笑みを
哀れな話にはしてくれるな
汗ばむからだを横たえて
列車の振動に共鳴する
その錆びたレールが導く先に
豊かな人生は待っているのか
制服姿のお兄さん、
せめて目だけでも合わせておくれ
追記
田舎で学生時代に何回かと、都会に住んでいた頃に何度かありました。
乗り遅れたことをさとられないように息を殺して澄まし顔なんかしちゃったりして。
田舎だと次の電車が一時間後にしか来ない時があるから結構キツかったです。
都会では10分おきくらいに次の電車来たりするからまだマシなんだけど、たった10分を急がされる都市生活はなかなか落ち着けなかったように思います。
自分はもうあまり電車に乗る機会はほとんどなくなっちゃいましたが、もしあなたが同じような状況になったら、この詩を思い出して笑いに変えていただけたら幸いです。
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