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僕と麻雀

本日9月1日から一時的なニート生活を謳歌するにあたり、何もしないのはなんかもったいないよねということでnoteに手を出しました。
飽きるまでお付き合いいただけますと幸いです。

こういうのを始めるとき大体自己紹介からするもんだと思うのですが、想定読者数を10名として、そのうちの80%はこの後自分のツイッターに連携する予定でそれを間違ってか何でかたまたま踏んだ人が読むんだろうと思っているのでメチャクチャ簡単にちょっとだけ。

29歳、男、ニート、金はそんなにない。以上!
出会い厨は帰ってね。おるんか知らんけど。

読んでもらえたら嬉しいと思って書きますが、読んでもらえるような文章力、構成力なんかは、神から与えられた配牌には見当たらなかったのでご容赦ください。

1. 麻雀との出会い

僕は麻雀が好きです。
正確な時期は覚えてないですが小学校高学年~中学1年生くらいのどこかしらかで、親に買ってもらったパソコンに入ってた麻雀ゲーム(※1)で麻雀を覚えました。でも麻雀って、当時は中学生や高校生がやるもんじゃなく(※2)リアルでやる相手なんかいなかったので、ただ暇つぶしにハンゲームとか天鳳の麻雀をやってたように思います。そんなに真剣じゃなくね。

転機は大学に入ってからでした。そこはパラダイスでした。麻雀なんて全然関係ない、とある同好会に勧誘されて入ってみたら、先輩も同期も麻雀を打つ人がたくさんいました。どう見ても実態は麻雀同好会でした。友人に恵まれたおかげで単位をこぼしたりするほどではありませんでしたが、何のために大学に行ってたのか?と聞かれたら「麻雀するため」と答える程度には、大学で何を学びましたか?と聞かれたら「麻雀です」って言えるくらいには麻雀をたくさんしました。大学の時は天鳳も真面目にやってたので7段まで行きました。今となっては上には上がいるのを痛感していますがこのときは少なくとも身内の中では一番強いと思っていました。

また、僕くらいの世代が大学生の時にm〇xiをやってなかった人はいないでしょう。ログインしたらいろいろと黒歴史っぽいものがあると思います。そんな〇ixiの麻雀のコミュニティのオフ会なんかにも参加したりしていました。その縁で主に関西の方で活動しているプロ団体の方と知り合って、いろいろと誘っていただいて参加したりしていました。

2. プロとアマ

そんなこんなで大学を出て社会人になったあたりは主にそういうオフ会や大会に出て麻雀をしていましたが、とある大会で2位になり、別の大会の参加権を得る機会がありました。その別の大会というのがWEST ONE CUPの記念すべき第1回でした。記念すべきとつけてみたものの、そのころの自分は(今もだけれど)一介のアマチュアで、麻雀業界について全く無知だしプロとアマチュアの差もよくわかってなかったです。今となって思うとこんな人たちおったん!?というMリーグに出てる有名プロ(※3)すら全然知らなかったです。ASAPINはまだASAPINだったけど。空気感的になんとなーく、このチケットが欲しい人がたくさんいるってことはなんかいいことがあるのかな?程度に思っていました。

そのころの自分の麻雀を振り返ると、そんなので天鳳で7段までよく行けたなと思いますが、基本的なことをほとんど知っていませんでした。裏筋とか意味わかってなかったですし。
感覚でこれは大丈夫、これはヤバそう。みたいな判断基準でやってました。こういうと運じゃんって思われそうですが、知識はなくとも経験からくる判断基準は今よりも精度がよっぽど高かったんだろうなと思います。いわゆるラス回避ゲーだから通用していた部分もあるかもしれません。

そんな感じでしたが、そのすごい人たちがいた大会も運よく初日の160人→44人への足切りを通過して2日目に残れました。多分初日もプロの人と何人か同卓してるはずなんだけど、その時の僕は本当に知りませんでした。運営に回っていた、先述のとあるプロ団体の方に、「あの人らの中でトップとったんすごいじゃん」と声をかけてもらったからきっとすごかったんだと思います。そんなことを言われたら調子にも乗ります。だって若かったし。

そして迎えた2日目、足切りのある5回戦目で鈴木たろうプロと同卓することになりました。正直、知りませんでした。その日の開会式みたいなときに挨拶をしていたので、この人すごい人なんだ~くらいにしか思っていませんでした(※3のプロの方たちとあともう何名かしてたかな)。なんて失礼な生意気なやつだったんだろう。
卓について挨拶をする時まではいい意味でピンとした空気の中の和やかさというか、いい雰囲気で迎えれていたのですが、始まった瞬間に完全にたろうさんのオーラというか、プレッシャーというか、よくわからない雰囲気に飲まれてその半荘ボッロボロだったのだけ覚えてます。牌の記憶は一切ないくらい飲まれてました。ラスでした。
そしてその時、プロってすごいんだって思いました。と同時に調子に乗ってた自分が恥ずかしくもなり、一瞬麻雀をしなくなりました。

3. 天鳳とフリー

一瞬離れたとはいえやっぱり麻雀が好きなので、なんだかんだですぐ麻雀に戻ってきました。しかしこの頃は社会人になって大学時代よりどうしても頻度が減っていました。でも麻雀はしたかったので本格的にフリー雀荘に行くようになりました。大学生のころは周りにいくらでも面子がいたのでフリーにはほとんど行ったことがなく、大会に出ていたくせにいうのもなんですが「タバコ咥えた怖いおじさんがいるところ」っていうイメージだったので、ビビり散らかしながらお金をたくさん持って心斎橋にあるzooに行ったのは忘れていません。そして、きっちり負けてお金を払ったのも忘れていません。

フリー雀荘に行くようになって、今まで自分がやってきた麻雀と求められることが違いすぎることに悩むようになりました。天鳳は先ほどもちょっと触れましたがラス回避ゲーです。3着でポイントを減らさないのは勝ちに等しいです。段位が上がれば上がるほど。なのでラス回避だけ気にして打っていました。
しかし、フリー雀荘はトップ取り麻雀です。あとチップ。ラス回避なんて意味がまるでありません。そりゃ天鳳を主戦場に、あと大学の身内の適当な麻雀しかしてなかったので勝てるわけがありませんでした。そのギャップに正直かなり苦しみました。

プロアマ関係なく、また真剣にやっていれば麻雀以外でも起こりうることだと思うけど、今までやってこなかったことを取り入れようとしてバランスを崩して下手になるっていうのは結構な人が経験すると思います。僕も見事にそこの沼にハマりました。そして麻雀をしなくなりました。

4. 引っ越しとMリーグ

一時期ほとんど麻雀をしなくなりました。そしてその間に生まれ育った土地から今も住んでいる関東地方に引っ越しました。引っ越してからも最初は麻雀をしていませんでしたが、別のとある趣味(※4)でできた友達とセットする機会があり、そこから麻雀熱が復活して現在に至ります。大学時代もそうだったけれど、やっぱり身内でやる麻雀のほうが性に合っていて楽しいです。

あと、Mリーグが始まったのも大きかったです。それまであまりプロの対局を真剣に見る機会はなかったし、「麻雀のプロリーグができる」と話題になった時にも「そうなんだすごいね~」程度にしか思っていませんでした。でもドラフトが終わり、選手の中には、あの時にやられた鈴木たろうプロもいました。

実際どれだけすごいのか見るために、特に鈴木たろうプロがいるドリブンズの試合をちゃんと見ようと思い、ドリブンズの最初の試合も当然見ていました。「園田賢?誰?知らんなあ。」正直そう思っていました。最初の試合が終わったころにはファンでした。今までの麻雀観が音を立ててぶっ壊れました。Mリーグが始まる前と後では自分の麻雀は本当に全然違うことやってます。正確には、目的地はあまり変わってないけど、その道中を選ぶ基準が本当に違うようになりました。どちらが強かったかといわれたら正直わからない、むしろ前のほうをもっと磨いていたほうが強くなれていたと思うことも多いけど、今の麻雀のほうが好きだと胸を張って言えます。

5. 直近とこれから

最近暇つぶしと今の自分の腕試しで麻雀最強戦の店舗予選に出てみました。結果1回目は足切りにも届きませんでしたが、2回目で東東京代表決定戦のチケットをゲットできました。正直だいぶついていました。
今月は西東京のチケットを狙って店舗予選に出ます。今回は東東京のほうと違って取りたいと思ってエントリーしました。ついでに言うと、たまたま取れただけの東東京代表決定戦も、せっかく取れたなら少なくとも足切りは1回は通過したい、いや、こんなところで控えめに言っててもしょうがないので本音を隠さずいえば代表の座を勝ち取りたいと思ってます。正直なところ、実力ベースでいえば全く足りてないと思うし、今まで生きてきた人生を振り返って、自分がいわゆる「持っている」人間だとも思ってないです。それでも最近は麻雀が好きなので、久しぶりにちゃんと狙って取りに行きたいと思っています。

これからの話をすると、ついこの土日(8/29-30)に福岡に遊びに行っていて、そこで出会ったとある男性が、本当に素敵な雀士だなあと思いました。まだたったの1度会っただけ、多分半荘5、6回くらいしか打ってないけど、こんな雀士になりたいって思う人に出会いました。こんな雀士になりたいというか、こんな人になりたいな、です。

覚えたての頃を除いて、何年かやってない時期もあったけど、10年くらい長い間そこそこ真剣に向き合っている趣味は麻雀くらいで、それだけやってると麻雀ってほんとにその人が出るなあって思っています。自分はどちらかというとあまりしゃべるのが得意じゃない方だからかもしれないけれど、麻雀をやる人とは牌で会話できる分仲良くなれます。最近よくしてもらっている友達も、麻雀をする人ばかりで、ちょっとそれはそれでよくないかなとも思っていたりもするけれど、本当にいい人に恵まれているなと思います。

6. 終わりに

最後まで読んだ方がどれだけいるのかはわかりませんが、こんなにも長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。自分でも4500文字も書くとは思ってなかったです。これでも大分減らしました。
就職先が見つかるまでは暇なので麻雀に限らずなんか適当に書いていきます。noteの仕組みをよくわかってないですがこういうのは大体きっとフォロー的なやつがあるに決まっているので、してもらえると嬉しいです。ふぁぼ的なやつなんかも多分めっちゃ嬉しいです。多分。

※1 残念ながらそのソフトは勝っても服を脱いではくれませんでした
※2 今でも雀荘は18歳未満は入れません
※3 村上淳、小林剛、鈴木たろう、多井隆晴(敬称略)の名前はみつけた。なんでサイン貰ってないん俺
※4 人狼、もう引退したけど。ウソをつくのはよくないよ


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