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あなたは誰ですか?どこから来て、どこへ向かいますか?それは何故ですか?|LAP第8期の開講に寄せて(アシスタントまえこ)


はじめに


大学生向け次世代リーダー相互学習塾「Liberal Arts Program for Next Leaders~人間を考える学び舎~(通称:ラップ、以下「LAP」と表記)」のアシスタントをしています、「まえこ」です。

LAP第8期の開講に際して、創設以来私たちが向き合い続けている通年の問いと受講を希望される学生の皆さんにお尋ねしている質問に、私も答えてみようと思います。

6月のオリエンテーションに始まり、10か月間、毎月異なるテーマで世の中のそもそも論を問い、自身の生き方・あり方を問うて行きます。

皆様もご一緒にこれから毎月の問いをお楽しみいただければ幸いです。

あなたは誰ですか?どこから来て、どこへ向かいますか?それは何故ですか?


私は日本のキャリア教育のあり方を変えたいと切望する一人の人間です。

「いい大学に行っていい会社に入る」、「大学は人生の夏休み」という言葉に疑問を抱かずに必死に第一志望合格のために勉強をしていた、決められたレールに乗ろうとしていた高校時代から来ました。

大学受験に失敗し、決められたレールから外れた私が、大学に入ってから今まで自分が見ていた世界がちっぽけで小さいものだったことを知り、高校生向けのグローバルキャンプの運営・対話イベントの運営・長期インターンシップといった新たな挑戦をしました。色んな価値観を持っている人々との対話を通して、自ずと世界は広がり、特に「ジェンダー」というテーマに対して自分のアイデンティティを見出すようになりました。

大学3年生のときに行った就職活動を通して、画一的な新卒採用のあり方・企業との接点の少なさに疑問を持ち、自らがミスマッチ就職をしかけた身であることから、5日間以上のインターンシップの推進を行うことを自らの主な仕事とすることを決めました。

企業をより深く知り、企業のことや自分自身のことを深く知ることの大切さを、学生に伝えていきたいし、このムーブメントを九州全域に広めていきたいです。
決められたレールに乗ることは決して悪いことではなく、他にもたくさん選択肢がある中で選んだのであればいいと思います。
しかし、外の世界を知らずに自らの可能性を狭めてしまっているのはもったいないことだと思います。

だからこそ、学生にはより広い世界を知ってほしいし、同年代だけでなく、様々な世代と接点を持つ機会を増やしたいと思います。
そのための一手段として、学生と社会人の交流の場・学びの場として、インターンシップを盛り上げていきたいと考えています。

なぜLAPで学びたいのですか?


より自分自身のこと・社会に向き合っていきたいと思ったからです。

LAP6期は不完全燃焼で終わり、7期は必死に学びを深めていったので、6期までの間に見つからなかった自分のやりたいことを見つける、というところまで到達できました。

しかし、仕事や日々の生活の中で、自分らしく行動を起こせていないこと・実生活では「正解」を求めていることに気づきました。

自分の思考・行動に対して自分自身が責任を持っていなくて、「誰かがこう言っていたから」とか「こうするのが当たり前だから」とか「過去の事例がこうだから」とか、周りのせいにして思考することから逃げてしまっている自分に気づきました。

これは日々の生活に対して、きちんと「内省」ができていないからだと思います。

今期は「リフレクション」という通年のテキストを使って、日々の学びを振り返り、言語化することに特化して学んでいくことになります。

もっとLAPでの学びや日々の生活で感じたことなどに対して丁寧に向き合っていけば、きっと自分にしか出せない色・自分なりの価値観が見えてくると思います。

自分の価値観を持って行動し、社会に還元していける人間になりたいので、今後もLAPで学び続けたいと考えています。

終わりに


自分自身の未熟さ・愚かさに気づき、自分の存在意義さえも否定してしまいたくなるような瞬間があります。しかし、それは自分自身をより成長させたいという「向上心」からくる感情だ、と私は思います。

「正解」のないことに向き合うこと、私はモヤモヤしつつも考えることに意味があると信じています。LAPでは、さまざまな価値観があることを知り、謙虚且つ勇敢に対話を実践していきます。

このプログラムが、必ず社会に良い影響をもたらしてくれると信じています。
このような学びが広まっていけるように、学び場のあり方を、今後も模索していきます。

ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
今後もLAPの問いに対する見解や、その他LAP外に関するトピックに関しても。私なりに発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

(まえこ)


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