見出し画像

巻き貝と二枚貝色々と陶片とシーグラスとナミマガシワと!富津・下州海岸(富津海水浴場)でビーチコーミング

こんにちは、モーターパラグライダーのモーター音が苦手な方のにょろんです。あの鋭利な金属の刃が高速で回ってるっ!て音がきこえると、生き物としてどこかに逃げなくちゃと言う気になってしまうのです。街路樹の草刈り機の音はともかく、頭上とかみえない茂みのむこうから近づいてくるモーターパラグライダーの音は、どこに逃げたらいいのかもわからなくて怖い!

そんなにょろんが先日、ゴールデンウィークに布引海岸に行ったら、なんと前回富津岬の北側でしかやってなかったモーターパラグライダー教室が、南側の布引海岸でも昼過ぎからはじまり…

いえ!非難の意図はありません!イエス!ひとそれぞれ人生にはいろんなレジャーがある!しかし、浜辺で離発着するモーターパラグライダーと目を皿に夢中で足元を見ていて頭上に注意が行かないビーチコーマーの相性が良いとはとても思えない!ので、出来たらお互い安全と思えるだけの十分な距離をとりたい!!!

とおもいながら、ひやひやとパラグライダー滑空の始まった布引海岸を背に下州海岸へと向かうと、下州海岸≒富津海水浴場ということで、万一を考慮してのことかな?という理由はにょろんの勝手な憶測でしかないものの、浜に人の多い海水浴場のほうにモーターパラグライダーが近づいてくる事は無かった!

ということで、ビーチコーミングの醍醐味のかなりの部分は自然充でもある!なかたに、静かな環境を求めオススメしたいのが今回の下州海岸。

お隣の布引海岸と境界無く続いている同じアーチの浜なので拾えるものはほぼ同じ!広大すぎる布引海岸と比べて、近くにトイレあり!売店まで徒歩10~15分とコンパクトに快適ビーチコーミング環境が整っていた下州海岸で実際拾えたものがどんな感じだったかというと、こんな感じ!

拾えたもの

ニアリーイコール海水浴場なのに、こんなに拾えるなんてすごい!

(↑ニアリーイコールってなんだそりゃ?って聞かれたら、Googleマップを見る限り、ビジターには境界がわからぬほど富津海水浴場と下州海岸のふたつの浜の名はピンポイントに隣接しており!)

というわけで、富津ビーチコーミングの前回が富津海岸・南側こと布引海岸。今回は下州海岸≒富津海水浴場編です。


2024年4月29日「下州海岸」の干潮時刻


「下州海岸」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2024年4月29日の午後13時。 その日の下州海岸の干潮時刻は、午後の14時。

午前中から布引海岸でビーチコーミングした後、休憩で一度浜を後にし、再度向かった下州海岸―――ということで、成り行きの時間におとずれたのですが、干潮時刻マイナス1時間ということで浜は広かったです。

下州海岸はお隣の布引海岸とおなじくたっぷり浜幅のある浜なので、もし満潮の頃に行ったとしても何も拾えない事は無いのですが、トイレも駐車場も近くにある海水浴場!ということで夏場に限らず他と比べてビーチの人口密度が高いので、可能なら人の少ない午前中をオススメします。

とりあえず「下州海岸」の干潮・満潮の時間を貼っておきます。


「木更津」から「下州海岸」への順路とトイレ情報

一部前回と内容がかぶりますが、途中から道が変わります。

木更津駅

ということで、今回の旅の案内はここから。木更津駅です。

東京方面から公共交通機関をつかって富津公園に向かう場合、JR青堀駅で富津公園行きのバスに乗るか、JR木更津駅で同じく富津公園行きのバスに乗るか、の2択になるかと思います。

富津公園内にコンビニはないので、コンビニでフードやらドリンクやら調達したい!という場合は木更津駅なら駅構内にニューデイズがあります。

バス乗り場

青堀駅経由富津公園行きのバス乗り場は駅西口の7番。

富津公園バス停

そんなこんなで終点の富津公園バス停です。

ここは降り口専用で、帰りに乗るときには反対車線、公園とは反対方向にすすんで交差点を渡った先に、「富津公園入口」というバス停があります。

自販機

自販機はバス通り沿いにぽつぽつあるので、ドリンクの調達はここでも可能です。

トイレ

トイレも、バス通り沿いには等間隔に存在するので、富津海岸の北側にいる間はトイレに困ることはないかと。

たばこ屋さん

公園内にコンビニはありませんが、礒野商店さんというたばこ屋さんで、アイスやジュースやちょっとしたスナック菓子なら買うことが出来ます。

バス停から商店を経由して浜に向かう道はこんなかんじ。

道順

バス乗り場からキャンプ場の方へと道を入って、

道順

曲がり道まで来たら、まっすぐ細道の方へ

道順

するとなんとなく前方に、海の霊圧がかんじられます。

道順

ここまでくれば、道に迷う心配は無し!自信を持ってまっすぐ細道の方に進むと

見えました!海です。

下州海岸の様子

浜の様子

細道からでて正面にみえる浜の様子です。

傍を通った時には、いくつもあるこの機械がナニカをするためのものかわからなかったのですが、あとで空を飛び始めてわかりました。これはモーターパラグライダーのモーター。そうか、みんなこんなものをしょって空を飛んでるのか!!!

下州海岸へ

キャノピーはためく脇を通り抜け、左手、下州海岸のほうへ。

布引海岸

浜に出て右を見たところです。こちらが布引海岸。

下州海岸&富津海水浴場

左を見たところです。この先が下州海岸&富津海水浴場。

貝殻で出来た浜

白く見えていた砂浜に近づくと、貝溜りと言うより貝殻で出来た浜ってかんじの床が広がっています。

ナミマガシワ

あっ、ナミマガシワ!

ハイガイ

あっ、ハイガイ!

??

あっ、いつものナニカわからない空洞!正体を知りたくて思わずグーグル画像検索をかけてしまったけど、わからなかった!

ワシノハガイ?

ワシノハガイ?それともトマヤガイ?

ハイガイ

ハイガイです。

二枚貝

こんなかんじで、布引海岸は巻き貝がたっぷりあったけど、下州海岸で目につくのは二枚貝です。

陶片にシーグラス、ナミマガシワにイタヤガイ

陶片にシーグラス、ナミマガシワにイタヤガイです。

陶片

大きすぎる陶片です。

陶片とハイガイと

陶片とハイガイと気になる石です。

かわいい

ちっちゃかわいいものたちです。欠片だから断言できないけど、多分白いのはネジガイ…の気がする!

キヌタアゲマキ

キヌタアゲマキ…です、たぶん!

シドロガイ

シドロガイです。殻厚なところが好き!

ヒトデ

ヒトデも色々。

流木

腰掛けて休みたくなる流木です。

ナミマガシワ

ナミマガシワ色々。

陶片

このねじれ模様が気になる。

ミタマキガイ?

ミタマキガイ…かなぁ?

貝片

河童の足みたいな貝片です。

ナデシコ

ナデシコです。

ヤツシロガイ

トラバサミみたいなヤツシロガイ片です。

陶片とシーグラスです。

陶片とシーグラスです。

陶片

さらに陶片です。

貝化石

あっ、貝化石!

貝化石

さらにもうひとつ貝化石。

かわいい

可愛いコレクションです。

イタヤガイ

錦色のイタヤガイです。

海水浴場

海水浴場に近づくにつれ、人が多くなってきました…といっても、この程度なのですが。

トイレ

富津海水浴場最寄りのトイレは、浜のすぐ横にあります。

「下州海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで、家に帰って本日「下州海岸」で拾った石で『私の貝図鑑』を作りました。全部で2枚あります。

貝殻編

一枚目はこれ、貝殻編です。
(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

陶片・シーグラス・ナミマガシワ編

二枚目はこれ、陶片・シーグラス・ナミマガシワ編です。

貝化石

特に気になるのはこれ。関東で拾ったハイガイ=化石みたいな一発化石判定できる化石も好きなのですが、こういう砂岩と一体化した二枚貝の化石とかも、みるからに化石ッツ!!!ってかんじがしてにょろんは大好きです。

まとめ

そんなこんなで、今回は巻き貝と二枚貝色々と陶片とシーグラスとナミマガシワと!富津・下州海岸(富津海水浴場)でビーチコーミングをおおくりしました。
まとめると、下州海岸でにょろんが実際拾ったものは

  • 陶片

  • シーグラス

  • ナミマガシワ

  • 貝化石

  • ハイガイ

  • イタヤガイ

  • ナデシコ

などなど。

上に上げたものはどれも量としてじゅうぶん落ちていたので、シーグラスや陶片が好きな方、あるいはイタヤガイやナデシコ、ナミマガシワなどかわいい貝殻が好きな方、貝化石が好きな方に下州海岸はオススメの浜です。

ざっくり測って3キロくらいある布引海岸と比べ、富津海水浴場から下州海岸は300メートル弱(Googleマップより計測)ということで、いわば、下州海岸は布引海岸のコンパクト版!トイレやら売店やら快適環境も揃ってるので、苦労せずにビーチコーミングを楽しみたい!というかたも、下州海岸はオススメの浜です。

とはいいつつ、拾えるものはだいたい一緒と言いながら、やはり長さが短いためかおおきな巻き貝の完品とかは見当たらなかったので、大きな貝殻、しかも欠けのない奴が拾いたいぞ!というかたには布引海岸をオススメしたい。(その際、モーターパラグライダーにはお気をつけください)

にょろんは次回行くときはどうする?と聞かれたら、もちろん布引海岸と下州海岸のハシゴ。その時には、モーターパラグライダー目的の方と時間がかぶらないよう、可能な限り朝イチの時間を狙って訪れたいと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?