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2024年もハイガイ天国だった!いなげ浜でビーチコーミング!
こんにちは、いなげ浜と検見川浜は必ずセットで訪れる方のにょろんです。
というのも、検見川浜といなげ浜はおなじ稲毛海浜公園の中にある川を挟んだお隣の浜であるが故に。
歩いて5~10分くらいしか離れてない。でも、川を挟んでいるおかげか、拾えるモノはかなり違う!
同じものしか拾えないとどっちかだけでいいかーってなるけど、拾えるものがちがうとどっちも行くしかない!となるのは人のサガ!
そんなわけで今回は、検見川浜&いなげ浜ビーチコーミングの第2回目、検見川浜を訪れた後にいったいなげ浜編です。
いなげ浜と言われて思い付くものサッと3つあげろと言われたら、にょろんの個人的感想は、
ハイガイがいっぱい落ちてる!
西オーストラリア州アルバニー産の砂が真っ白キュッキュと目にまぶしい!
2022年に浜のど真ん中に真っ白なウッドデッキが完成した!←NEW!
なんですが、果たして2024年あけてすぐのいなげ浜はどうだったかというと、こんな感じです!
![](https://assets.st-note.com/img/1705032040678-oaZxrf6gA1.jpg)
2024年もいなげ浜は東京湾の化石ことハイガイがこれでもか!!!!といっぱいでした!
2024年1月6日「いなげ浜」の干潮時刻
「いなげ浜」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2024年1月6日の午後1時くらい。
その日のいなげ浜の干潮時刻は、朝の5時半と夜の19時半。
検見川浜を訪れた後成り行きの時間に訪れたいなげ浜だったのですが、いなげ浜は全長1200メートル、浜幅も満潮時でも50メートルというロングビーチ!
なので、あまり干潮時刻を気にする必要は無い…のですが、目的がビーチコーミングの場合は話が別。
というのも、リニューアルされた稲毛浜の海岸は陸側から中間迄はサラッサラの砂浜。
貝殻が拾えるのは波打ちぎわだけなのです。
という事で、可能ならビーチコーミングにお出かけの際は、干潮の時刻にあわせ浜を訪れるのをおススメします。
「検見川浜」から「いなげの浜」への順路とトイレ情報
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ヨットハーバーの管理ビル前
というわけで、道順はここから。
「検見川浜」の端っこ、ヨットハーバーの管理ビル前です。
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この管理ビル脇の駐車場から出発して
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ヨットハーバーの敷地の外沿いの道をぐるーっとまわって、
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この海沿いの道をまっすぐいけばそこが「いなげの浜」こと稲毛海岸。
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トイレは稲毛の浜についてすぐの道沿い、写真の中央左側にある四角い建物がそうです。
いなげ浜の様子
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いなげ浜のはしっこの岸壁です。
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岸壁側から見たいなげ浜全景です。
ね、めちゃめちゃひろーい!
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足下の砂です。公式HPによると、ガラスの材料にも使われてるくらい、石英の純度が高い(なんと99.5%!)んだそうです。
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浜の中央くらいまではそんな白い砂で覆われてるので、貝殻が拾えるのは茶色い波打ち際周辺になります。
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こんなかんじで、ぽつぽつとよく落ちてるのはサルボウガイ。
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あっ、これはすじが16本だからハイガイ!
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おおお、ちっちゃいけど青くて丸いシーグラスかわいいー!
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ハイガイ好きなのでハイガイは見た瞬間「ハイガイだ!!!」ってわかるんですが、この横のしろい貝は…(図鑑を見ながら)…形はウチムラサキっぽいけど裏が紫じゃないから……ヒナガイ…かも?
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ウニ片というか、後ろにくっついてる砂が石になって一体化してるので、化石…かなぁ?
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めちゃくちゃりっぱな流木です。どこから流れてきたのか…
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ビン底シーグラスです。
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浜の真ん中くらいまで来たら、波打ち際に小石が増えてきました。
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しかし拾うのは変わらずハイガイ。
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いや、ハイガイ以外もいっぱい落ちてるんですが、なにせハイガイ好き故に!
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拾っても拾ってもハイガイです。たぶん、この横の貝はシマフネメノウガイの気がします。性転換することで知られている貝で、アメリカ太平洋側に生息していて日本では1968年に三浦半島で発見された比較的ニュービーな外来種ですーーなどと一回調べて覚えたので本を見なくてもアメリカから来た外来種だったことと名前くらいはふんわりと思い出せるんですが、
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しかしそれでも手は勝手に好きなハイガイをせっせと拾っていてですね…
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最近大好きになったナガスズカケ(たぶん)です。形がカクカクとはっきりしているモノに惹かれる傾向があります。
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この乳白色が美しい貝は…(図鑑を見ながら)…クチベニガイなのかな…?
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でもクチベニガイは貝の裏側が紅色だからその名がついたらしいのだが、この貝殻は裏に紅色はまったく無いな…?貝がらの判別って難しい!
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中間地点のウッドデッキまでたどり着きました。本当ならデッキの席でシュワシュワするドリンクでも飲みながら富士山を眺めたかった(※去年の1月はここから富士山が見えたのです)のですが、今年のデッキはちょうどお昼過ぎの時間帯のせいか満席のため断念。
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そして貝殻拾いはデッキ過ぎてからがむしろ本番。
これはにょろんの個人的体感ですが、デッキより北西側(検見川寄り)は白砂に覆われていてあんまり貝殻はおちてなくて、南東側(千葉寄り)はどこまでもつづく波打ち際の貝だまり!という印象です。
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波打ち際をアップにするとこんなかんじ。ねっ!?貝がらがいっぱい!
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特大の貝化石を拾ったぞ!と同行のそのようなアレに渡された貝化石(たぶん)です。
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ハイガイとナミマガシワです。
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同行者に頼まれて撮ったとっときセレクションです。
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東側の端までたどり着きましたが、何を拾ったらいいかわからないほどの白い貝殻天国です。
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テトラポット(?)のくぼみに誰かが残していった白い貝殻アートです。
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選別タイムといいながら拾ったハイガイをリリースできずジップロックにインするにょろんでした。
「いなげの浜」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そして今日、「いなげの浜で拾った私の貝図鑑」を作りました。
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これです。特筆すべきは、やはりこれ。
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「ハイガイの化石」。
Noteに引っ越して初めての記事なのでにょろんのイチ押しハイガイの魅力を過去記事からひっぱってきてここにも書いておくと、にょろんは自然のことを何も知らないずぶのド素人。ゆえに、貝殻に石がくっついていて石化していたら「あ、これ化石だ!」ってわかるんですが、貝だけが浜に転がっていても、それがただの貝なのか貝の化石なのかはわからない……そんなにょろんがひとめ見ただけで化石だと断言できるのがハイガイ。その理由はというと、
現在、東京の浜に残っているハイガイはぜんぶ、化石だから…!ハイガイは温水域にすむ貝で、関東地方では縄文時代に絶滅しているのです。
すごいロマン展開きた!って感じしませんか!?
しかもですよ。そんなことをいいながらも、サルボウガイ属だって、アカガイとかサルボウガイとかサトウガイとかハイガイとかひとめで見分けがつかないような貝がいっぱいあるんだから、素人に「こ、これは間違いなくハイガイ…!」なんてわかるわけないにょろん!とか思っていたのに、これが区別つくんです!
サルボウガイ属のすじの数は
ハイガイ…16~18本
サルボウガイ…30~34本
サトウガイ…38~40本
アカガイ…40~44本
ということで、東京湾でこういう感じの綺麗な白い貝を拾ってスジが16~18本なら、ハイガイの化石で確定!!!なのです。これはハイガイが大好きになるのも仕方ない!!!
ということで、にょろんは2024年も東京湾の化石ことハイガイがめちゃくちゃイチ推しです!
まとめ
というわけで、今回は2024年もハイガイ天国だった!いなげ浜でビーチコーミング!をお送りしました。
まとめると、今回にょろんがいなげ浜で拾ったのは
ハイガイ(いっぱい)
サルボオガイ(いっぱい)
ウニ片
貝化石
ナミマガシワ
シーグラス(ちょっとだけ)
その他巻き貝と二枚貝
リニューアルされたいなげ浜ではウッドデッキのほかにビーチでたき火が出来たりグランピング施設があったりバーベキューが出来たりとめちゃめちゃオシャレスポットが目白押し!とビーチコーミングだけでなくフラッと遊びに来ても楽しそう!
にょろん、お前は何が気になる?!と聞かれたら、答えはたき火!
ビーチコしてたら何組ものお客さんがビーチ沿いにぽつぽつ間隔を開けてちっちゃなたき火をしてて、大きなたき火を囲むのもいいけど、こういうパーソナルサイズのたき火に今は惹かれる!
しかも調べたところによるとたき火に当たりながらホットスープやホットサンドやマシュマロなどが注文できるらしい!
ということで、次回稲毛浜にビーチコーミングに来たときには、ウッドデッキでドリンクorたき火でマシュマロを焼く!のどちらかを試したいと思ってるにょろんでした!
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