永田敬介YouTube「散歩喋り」の好きなところ

散歩喋りの好きだなと思うところについて、何本か書いたものが下書きに溜まっていて、整理してまとまった文章にしたいと思っているのですが、なかなか着手できず。今回も、断片を書き置いておきます。

永田敬介 散歩喋り74

「あいさつ通り」についての話がとても面白かった。1つのことにフォーカスして思考が深まり広がる面白さ。こういう話、いくらでも聞いていられると思う。もっと聞きたい。

交通安全の標語が命令形であることに注目したり、道路標識を見て「良いトリオになる」と言った発想も面白いなと思った。淡々と見たものを描写していく回も好きだけれど、今回のように、永田さんの頭の中を見せてくれるような喋りが多めの回の方が、より一層好きだ。

永田さんの言葉は、観光地ではない街でも面白くて特別な場所にするし、観光地を歩けば普通の観光客が目を向けないような場所をまるで物語の一場面のように見せてくれる。ナルニア国への入口のような場所を見つけるのが永田さんは得意だ。街の光を繊細に感じとって見出せるのはとても素敵なことだと思うし、これこそが真の観光(光を観る)なんじゃないだろうかと思う。

私は子供の頃からいつも考え事をして下を向いて歩くことが多かった。でも、散歩喋りを見るようになってからは、顔を上げて街を愛おしむように眺めながら歩くことが増えた。永田さんに倣って、自分の身近な街の光を見てみたいと思ったからだ。それはなかなか楽しいことで、人生の幸福度を少しだけ上げてくれていると思っている。

※ X(Twitter)に入力していて、140字を超えたら、noteに打ち込むことにしてみます。ザッと書く感じ。