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アオシマの楽プラ・新型ジムニー、うっかり平和維持活動しちゃった

新進気鋭の模型サイト『nippper』のジムニーの記事に影響されて、青島文化教材社の楽プラ・ジムニーを作りましたよ。

nippper.com 納車1年待ちの新型ジムニーを、今すぐプラモで手に入れよう

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デカデカと書かれた「ザ★スナップキット」。一番目立たせたい情報は「スナップ」つまり「接着剤いらねえです」というメッセージなんですね。
初心者マークに乗った「楽プラ」というブランド名もそういうことなんすね。

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感動したのは窓のクリアパーツ。
すべての窓を1パーツに収めており、車体にパチっと1回はめるだけで6枚の窓ガラスができあがるわけです。こりゃ楽だ。
ゲート(枠とパーツをつないでて、組立時に切り取る細いところ)の位置もちゃんと計算されてる。クリアパーツは作業中に傷つけたくないし、変なとこに切り取り跡もついてほしくない。デカめの余白部分にゲートを配置してるので、切り取り部分は完成すると絶対に見えないのだ。バチッと切り取っただけで後処理いらずという気配りなのだ。

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楽プラシリーズの特徴は、この「内装の開き」。
左右のドアの内装とダッシュボードまわりが一体成型になってて、三方向からバタバタと折りたためばオッケー。
完成したら見えない部分でつながったインテリア類を、シャシーにポンと付ければいい。サイズ的にもこれで十分それっぽくなるので、すばらしいアイデアだと思ったね。

窓枠の黒フチをマスキングして缶スプレー。ボデーを缶スプレーで塗装。ワーって組み立てて、シールベタベタ貼って、部分的にマッキーの黒や銀などでポイント塗装、3時間ちょいで完成しました。

内装の開きと一体型の窓ガラス、完全モナカスタイルのパッカンボデーのおかげでどんどんカタチになります。シールとペンを使い分けながら小さいところをドレスアップする手応えもちょうどいい。

アオシマの「楽プラ」、楽しいっす。

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白く塗ってUNと書けばなんでも国連軍車両になるという宗教がありまして。
そこで、マニ車ならぬ、UNハンコを作りました。

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押捺するだけで徳が上がるUNハンコをポスカインクでポンポン。ガンダムマーカーでも試してみたんですが、乾燥が早くて押す前にカピカピになってしまったのです。いいインクはまた探そう。
はい、国連平和維持軍っぽく見えるジムニーの完成です。よし、これで完成。

次はどんなマシンで平和維持活動をしてやろうか。


反省点

▼窓の黒フチは付属シールの余白部分をそのまま貼ってマスキングしたんですが、シールの土台が紙なので塗料が染み込んでしまったのです。面倒がらずにシールを型紙にしてマスキングテープに写し取ればよかった。マスキングを横着しちゃダメですね。

▼ワイパーはマッキー極細の黒で塗ったけど、さすがに段差部分の塗り分けはできなかったので、面倒がらずに細い筆でちゃんと塗り分けるべきでした。

▼タミヤのベースホワイトの缶スプレーは「つやあり」なので、ポスカインクがちょっと弾かれちゃいました。つや消しに押したらどうなるだろうか。あとでやろう。そもそも、ハンコメソッドなんかやったことねえのにチェックもしないでぶっつけ本番で押捺したのが失敗の元よ。



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