茨城県議会で不登校対策、教職員・支援スタッフの拡充について質疑がありました(2023.3.9)

不登校対策、教職員・支援スタッフの拡充について、江尻加那議員が、3/9 茨城県議会で質疑くださいました。

●江尻加那議員の質疑
個別の教育支援計画を通常学級に在籍する生徒へ拡大
教職員、支援スタッフの拡充

●教育長の答弁
特別支援学級、通級指導対象の生徒については、個別の教育支援計画を100%作成している。一方、文科省の調査結果で、通常学級の生徒で特別な支援が必要な生徒は約8.8%となっており、個別の教育支援計画の必要性は増している。
教員への対面研修に加え、来年度からオンデマンド型の教育を開始。保護者向けリーフレットによる周知を通常学級生徒の家庭を含めるように働きかける。

通級指導の強化が必要。従来の自校通級、他校通級に加えて、来年度からは担当教員が複数の学校を回る、巡回型の支援を県内5市で実施する。

教職員の定数は、義務標準法により定められており、生徒の減少に伴い、教職員の定数も減少する。他県と併願できるようにして、教員採用試験の倍率を向上させた。
全ての学校にスクールカウンセラーを配備している。スクールカウンセラーを33人増員した。来年度もSC、SSWを拡充する。

●動画:20分頃〜24分頃、48分頃〜57分頃
令和5年第1回定例会 3月9日 本会議 一般質問・質疑
https://ibaraki-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1236

文責
不登校・多様な学びネットワーク茨城
西澤 博

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