【トンデモ系】未完了の感情を完了させること(DAY249)
今日はスピ系以外の何物でもない内容です。
トンデモ系が苦手な方は、回れ右!してくださいね。
いい?
話、続けちゃっても、いい?
それでは、はじまるよーー。
(以下、急に文体が変わるよ!)
ーー炎には感情がある。
震える人の想念を映し出すかのように、
炎は怒り、吠え、あざ笑い、ねじれる。
私はそんな炎たちに囲まれ、
石レンガの城壁たちがごんごんと熱を帯び、
空気は揺らぎ色に染まっていて。
照り返された凶暴なオレンジに煽られながらも
熱さは一向に感じなかった。
ごうごうと炎が叫ぶなか、
ちり、ちり、
小さくはじけるような音が聞こえる。
私の髪の毛が熱に煽られて焦げる、
その時の音。
草原が炎に変わっていく、
そして、おびただしい量の肉が燃えていく、
それなのに私は熱さを感じなかった。
「どうして、」
唇が貼りついて、うまく音が出せない。
その先には、
あれほどまでに信じて、――信じていた人が
薄く笑っていた、
その悔しさで、
私は熱さなんて感じる事ができなかったのだ。
――悔しさ。
ぎりぎりと窮屈そうな音が首を絞めつける、
ああ死ぬ、
そう、私はここで死ぬんだ。――
繰り返し観るイメージがあった。
それはベッドの上で見る夢ではなく、
昼間、ふとしたときに
脳裏を覆い尽くすイメージ。
白昼夢、とでも言うのだろうか。
中世ヨーロッパのような雰囲気のなか、
どこかの領地のお姫様なのか
お嬢さんなのか分からない、
でも、
ちょっと小ぎれいな身なりをしていた娘が、
その家に仕えていた人間の裏切りに遭い、
城を燃やされ、
首を絞められて、死ぬ。
そんなイメージだ。
このイメージを見るようになったきっかけは
10年以上前のこと。
自己免疫性疾患のせいで
妊娠することが出来ず、
治療の末ようやく子が授かったと思ったら、
仕事の負荷が強くて死産してしまった、
そんな踏んだり蹴ったりな出来事が
あったときのことだ。
妊娠4か月以上に子どもが亡くなると、
役所への手続きが必要となる。
火葬も必要だ。
まもなく5か月になろうとしていたものの
子どもの姿かたちは未だに小さい。
それに見合った棺なんてあるはずもないから、
クリネックスティッシュの箱が
棺代わりだった。
クリネックスの棺ごと、火葬場で焼いた。
一瞬だった。
魚の骨よりも小さくてもろい骨を
火葬場のおじさんは塵取りで集めてくれた。
ケンタッキーフライドチキンのほうが
立派な骨だと思った。
この間、私は泣くことができなかった。
今思えば、
泣ける場所を探していたんだと思う、
たまたまご縁があり、
「前世療法」というものを受けてみた。
それは、催眠療法の一種。
そこで、
冒頭のイメージが
私の脳内に飛び込んできたのだった。
気付くと私は、
瀧のように涙を流していた。
引力に引きずられるように、
ソファに深く沈んだ私の両頬を
す、す、っと涙は線を描いて落ちていく。
鼻水は不思議と出ていなかった。
それ以降、ふとしたときに、
その映像が脳裏を掠めていく。
初めてそれを見た時は
アホみたいに涙を流したけれど、
2回目以降に泣くことはなかった。
ただ、
「ああ、これって私の前世なのかな」
って感じだ。
その時の自分って、
本当に悔しかったんだろうなって。
毎回、毎回、同じように思い、
感情を認めているのに
どこなのかも分からない燃える城壁の映像が、
思考にこびりついていつまでも離れない。
学生の頃に専攻していた心理学の学びから、
「感情って、
味わったらそこで終わるんじゃないの?」
ってずっと思ってたのに
認めても、
なだめすかしても、
その映像は隙間を狙うかのように
浮かび上がってくる。
スパイ映画のエージェント顔負けだ。
このイメージと
死ぬまで付き合うしかないんだろうなと
漠然と思った。
ここまで来ちゃったら、
仕方がないじゃないか。
もう一度、
前世療法を受けてみようかなと思った。
そうすれば、
何らかの手掛かりがつかめるのかもしれない。
それなのに
なぜか億劫がってしまい、
私が再び前世療法を受けることはなかった。・・・
「何か気になることはありますか?」
つい先日の出来事。
ZOOMの画面越しに映るだいちゃんは、
髪を切りすぎたと言って
少し恥ずかしそうにしていた。
そのくせ、
私が携わらせていただいている、
だいちゃんのサービスの
図解イラスト化のイメージ作りが
なかなか思うように進まなかったことを
気に留めてくれて。
打ち合わせの際、
根本的な解決の手がかりとなるような
エネルギーワークをしてくれたのだった。
そう、だいちゃんは
エネルギーワークを扱う
ライトワーカーなのだ。
「そういえば・・・」
私は、だいちゃんのエネルギーワークを受けている間にも、
例の映像が脳裏を掠めたことを、
だいちゃんに伝えた。
「別に困っているとかじゃなくて。
どうして何回も同じイメージが出てくるのか
気になってるんですよね」
「ああ、じゃあ、
ちょっと一緒に見てみましょうか」
ZOOMの画面越しに目を閉じ、
そのシーンを思い浮かべてみる。
何回も繰り返してきた映像だ、
思い浮かべるのなんてチョロい。
一瞬でその世界に、潜り込む。
だいちゃんの「想い」の手が、
私の魂のページをぱらぱらとめくるのを感じる。
そして、――
「これ、前世だねー」
「16~17世紀、フランスより東側。
髪の毛は茶色」
「首を絞められただけじゃなくて、
背中から刺されて殺されたんだね」
・・・
記憶の所有者は私のはずなのに、
だいちゃんは私よりも鮮明に情報を捉えていた。
そして・・・
「完了します、って宣言してください」
「え」
どうやら、
「これで終わりにする」
って決めて、
宣言することが大事だったらしい。
「分散されている魂を、
ひとつにまとめましょう」
言われるがままに、イメージした。
正しいとか、それお作法的にどうなのとか
そういうことはどうでもよくて、
ただ、投げ出すかのように全身でイメージした。
(――完了します。)
「終わり」を宣言したとき、
「それでも、信じよう」
どこかから、
そう言われたような気がした。
かつて裏切られて死んだ彼女が言ったのだろうか。・・・
先日、思いがけず、
だいちゃんのスピリチュアルセッションを
受けさせていただきました。
私が繰り返し観てきたイメージは、
振り返って考えてみると「メンタルブロック」だったのだと思います。
メンタルブロックとは、
今までの体験・感情・トラウマ
過去世からのもの
先祖から受け継いだもの
その他・・・
といったものが私たちを層状にとりまき、
自由な発想を妨げているものです。
メンタルブロックがあることで
セルフ障害物競走をしているような状態になります。
ただ、その「障害物競走」をすることで
壁を乗り越える=魂を成長させることができるので、
100パーセント悪いものだとも言えないのだとか。
私が繰り返し観たものは、
過去世が原因で創られたメンタルブロックが、
イメージとして
顕在化したものだったのかもしれません。
経緯から推測すると、
「信じること」
がメンタルブロックだったのかもしれませんね。
10年以上前に前世療法を受けた際、
あのイメージに対して
「完了します」と宣言しておけば
ここまで引きずることもなかったのだと思います。
ですが、過ぎてしまったことは仕方がないので、
今、こうして
だいちゃんからブロック解除をしてもらうための
スーパー壮大な伏線だったのだと思うことにします(笑)
また、メンタルブロックは
今までの蓄積から
「層状に」ブロックが重なっていることから、
あのイメージが劇的に消える、
ということはないんだと思います。
繰り返し認め、癒していくことで
徐々に薄れていくものだと思われます。
(「完了」を忘れずに行いたいです)
こうして文章を書きながらも、
あのイメージが脳裏を鮮明に彩ります。
熱さのない、炎。
でも、以前と比べてみると
カメラアングルが遠くなりました。
客観的に、「観る」ことが
できるようになったのかもしれません。
そして、
あの日、私を裏切ったあの人にも
事情があったのだと。
「悔しさ」以外の思考が
動き出したような予感がします。
スピリチュアルな出来事を文章にするのは
正直、抵抗があり(これもメンタルブロック?)、
「こんなこと書いたら
『ゑ、宗教?』とか思われるんじゃないかな」
と不安に思う自分がいます。
今も、若干怯えながら
キーボードをぱちぱちしています。
ですが、
今回の出来事で
「未完了の感情を完了させる」ことへの
確信が深まり、
今までは心理的なアプローチでの
「完了」を想定していたものの、
もっと柔軟に考えてもいいんじゃないかと
思うようになりました。
どういう形にせよ、
「未完了の感情を完了させる」は
私のライフワークとして
引き続き扱っていきたいなと
気持ちを新たにした次第です。
ではでは。
【追記】
最後にちょっとだけ(勝手に)コマーシャル。
今回の記事に登場した
「だいちゃん」こと城間大輔さんの
「ブロック解除」を無料で受けられるチャンスがあります。
今回の私のように
1対1のセッション形式ではなく
パソコンやスマホの遠隔操作のような
形式になるのですが、
ご自身で
「これって自分のメンタルブロックだな」
と思う内容について、
だいちゃんがブロック解除してくれます。
「いつも気がかりがある」
「これが負けパターンだな…」
「つい反応してしまって後から後悔」
こんなことがある人は、
もしかしたらそれ、
メンタルブロックなのかもしれません。
(私のようにナゾの白昼夢を見る方も!)
そんな方は
だいちゃんの公式LINE↓↓に登録して、
一度、不思議な体験をしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら人生が変わるかもしれませんよ。
(人生が大きく変わるきっかけって、
小さなことだったりするので)
ではでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?