見出し画像

当たりと障りと祟りと恩讐~第三回創作占いの記録

 タイトルからカッ飛ばしまして失礼! 鑑定中に聞いていて一番面白かった水煮先生のお言葉をお借りしました。そんな酒と泪と男と女みたいに…!


はじめに

 創作占いについては http://hoshican.jp/session をご参照ください。今回もskype通話にてお願いしました。録音させていただけるのが大変ありがたいポイントです。。
第一回→https://note.com/nvl_thr/n/n8d3015c2522b
第二回→https://note.com/nvl_thr/n/nbd1704bfa994
 第一回のところにホロスコープを載せていますが、太陽:蠍座🦂、月:蟹座🦀にはじまり、水星、金星、木星、冥王星が蠍座🦂(水)、加えて土星とACも魚座🐟(水)というしっとり湿度高めなホロスコープです。お肌には優しそうですが、洗濯物は乾きにくそう。火星にいる獅子座くん🦁がちょっと寂しそうですが、こいつもそこそこ自己主張する、という配置です。

 今回も一次創作の文章を中心に見ていただきました。
 比較的直近で書いたもの+短歌です。
 ・嶽中の千手(同人誌のみ)
 ・浴槽とスーツケース (同人誌のみ)
  →https://xfolio.jp/portfolio/yoakemaeni/shop/8306
 ・わたしの身体が覚えている海(短歌) https://kakuyomu.jp/works/16817139555730582360

鑑定内容

 鑑定いただいた項目は下記です。
 ①改めて作風分析 
 ②上半期の創作と下半期の同人運勢
 ③オンとオフのイベントどちらが向いているか
 ④プライベートについて(今回は割愛)

Ⅰ.作風分析

・読んでいるといつの間にか足をつかまれて沼に引きずりこまれている
・強引に引きずり込まれているというよりは、自分の意思で読み進めていったら大変な目にあう感じ
・空想、想像、イメージが広がる感じではなく体験。追体験ほど遠くない、背後霊ほどひっそりしておらず、登場人物の同僚としてその場にいる
・登場人物本人ではないが、赤の他人でもない立ち位置。無口だから会話には参加しない登場人物になったように自然とその場に溶け込んでいる。ちょっと不思議で独特な読書感覚

 こちらは特に1作目で感じました、と伝えていただいたんですが、とっても嬉しい……! と大喜びしていました。没入感がある、とはまた別の感覚で読んでいただけたのだと感じましたし、実際私がその場にいるような感覚で書いているところも影響しているのかなと思っています。個人的に制作途中の自分は映画監督なので、撮影現場で指揮をとっています。カチンコ🎬鳴らしています。

・神であったり、人間であったりの理不尽さを逆手に取っている(お盆には死んだ人間が帰ってくるよね、みたいな自然さ)
・不思議なことが起きていても幻覚みたいに不確かではない。怪奇現象が起きたけど、仕組みがわからない(例:麻酔になぜ人間がかかるか?)
・むせかえるほどの水のニオイがする。夏ならまず間違いなく草のニオイも。蛍だと思って捕まえたら人魂だった、のような世界線。
・蛍いる方へ行ったら死体が出てくる。足元は水場でぐずぐずかつ死体が転がっているのに周りには蛍が飛んでいて空には満天の星が……という謎のキレイさがある世界。少し浮世離れした美しさ。おぞましさと近しいところにある。

 桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!ではなく、蛍の住む水場には死体が転がつてゐる!の世界なんですね。個人的に一番好きな季節は夏なので(理由はものすごく生命力を感じるから)、そういうイメージをしてもらえるのは大変光栄でした。伝えていただいたイメージの世界観、大好きです。

蠍座が強すぎるので、物事の負の側面を絶対に経由する。美しいものを見ていても美しくないものを通して見ている。美しくない・醜いからこそ美しいものを全力(躊躇・容赦のなさ)で扱う。
・本来手を伸ばしてはいけないものに、ためらいなく手を伸ばす。自分がどうなるかは顧みない。岩場にいた人魚が美しかったから自分が溺れるのは気にせず追いかける(ただしその人魚は自分にとってのみ美しいものとする)
人間が全力で生きているのが蜜の味。

 ドブネズミみたいに、美しくなり~たい~♬ という某有名な歌詞が頭をよぎりました。THE BLUE HEARTSも好きなんですが、あの歌って人間が全力で生きているような感じがするから好きなのかもしれません。
 また好きなドラマのかなり上位に「アンナチュラル」が入るんですが、そのあたり「本来手を伸ばしてはいけないものに手を伸ばしがち」だなと思ったりしました。

・読者が物語を読むときも醜さ、おぞましさ、負の感情・感覚がちらついているので読んでしまう。
暗い方へ沈んでいく。ただし沈むことに快感がある。暗くて音がなくて、でも透明な深海。この感覚を味わいたくて続けて読める。
・こだわりの軸が幸不幸ではない。善悪はちょっとあるが、悪寄り。光と闇が軸。光があるから闇が濃くなる清濁のコントラストも強い。離れた座標にあるもの、振り子の両側にあるものを一気に出してくる。
彩度は高め。いじるとしたら明度をいじってコントラストを出す
・当たり障りないの真逆。当たりと障りと祟りと恩讐がつまっている。執念、執着、愛憎、悲哀もあるかも。

 そして出ました。タイトルに採用しました名言の当たりと触りと祟りと恩讐。語呂がよくてこの日以降お気に入りの言葉です。それにしても執着、執念以下と随分重たい感情ばっかりですね。手元のメモに「重てえw」って書いてありました。でもこういうのが好きなんですよね。暗い方へ行こうぜ♪

・優しくなじませる感じではないけれども、読者は受け入れられる。
・読者が異物にならない。解釈や感想が邪魔にならない
・朝香の場合、読者の独自解釈を許さなさそうなタイプだが、読者のコントロールしようとしても無理だよね~という諦観か、独自の解釈も俺色に染め変えてやるぜの自信を持っているかの二択。なお、自信を持っていても表に出さない。
・ほとんど反応はなくてもやっていける星回り。反応されすぎると、わずらわしくなってしまうタイプ。ある意味無敵
・(感想欄を閉じているんです、とお話をしたところ)感想欄を開けていないということは作者自身が強いことを理解していて「読者が登場人物に混じったところで壊れるキャラやストーリーではないという自信と余裕」を持っているのかも(そもそも強気の星回り
・圧自体は強い星回りで、成分の8~9割ある。

 反応がガソリンになっているタイプではないだろうと薄々感づいていたんですが、星回りからしてもそうだったんだ……と非常に納得感がありました。ある意味無敵というのもおっしゃる通りで、自家発電機能を備えた永久機関になりうるのだろうなと思います。少なくとも反応がないから創作をやめることはないので、自分の気が済むまでのびのびやります。
 そもそも圧や気が強い星回りというのもやはりそうか……と思ったり。創作と仕事は非常に似ていると思うのですが、気の強さで喧嘩をしたことが何度もありますね、ええ……。あと圧が強いと関係があるのかわかりませんが、ネット上でお話したことがある方と実際にお会いすると「思ったよりも小柄な方なんですね」と言われることが非常に多いです。

 以上改めて作風分析でした。非常にたくさん褒めていただいて自己肯定感が上がりました。元々高めの人間ではあると思っていますが、いただいた言葉でさらに高くなったと思います(笑)

Ⅱ.2023年上半期と下半期の創作運勢について

 2023年上半期がなんとなく停滞していた気がするので、そのあたりの振り返りと、下半期はどうなりそうか?をうかがってみました。

引っかき回すような星(引っかき回す=推進力)が今ほとんどない
仕事、創作、私生活にコントロールが効かなさそうな星回りになっている。今年度いっぱい自分をコントロールして行きたいところに行く、というのは難しいかも。抜けるのは2024年1月~
待てば海路の日和あり
・力を抜いていてほしいが、力を抜くのが超苦手な星回り!力みの極み
・妄想をするのがおすすめの時期。
純粋なる自己表現を自由にやるのがいい
・頑張るよりは頑張らない方がいい

 コントロール効いてないところで赤べこのように首を縦に振りました。創作と私生活はいいとして仕事ですよ。まだ先だと思って気を抜いていたらうっかり異動で本州の西端から都内のど真ん中になってしまった6月半ばが懐かしいですね……。ヤダヤダまだやり残したことがたくさんあるんだよお~!って駄々こねていました。とはいえ今はせっかく東京にいるので、ゆるゆると興味がわくところを見てみたりしようかな~。
 同人関係もがっつりイベントに出る感じではないので、ゆるゆるやりましょう、とのことでした。ちなみにこの翌日に某オンラインイベントのサイトが吹っ飛んでイベントが一個なくなりました。

Ⅲ.オンとオフのイベントはどちらが向いているか

どちらが向いているかというのは特にない。
・オンライン→誰にでも届く状態にすることに興味なし
・オフライン→製本したものに対して喜びはあるが、頬ずりするほどではない。
・お祭り騒ぎが好きかというとそうではなく、穴倉で裏取引をする方が好きそう。アングラ感がある。
ルールを守っているが発想がやばい人。やりたいのはWEB企画妖怪。キャッチコピーやタイトル、タグで異様さを出す
・即売会でも本人の見た目やディスプレイがヤバそうな感じがあるとよさそう(本の内容はヤバくなくていい)。ある種の異様さを出していくのがよい。読者ともマッチングする。

 カルトを自分で作るイメージと言われてめちゃくちゃ笑いました。わたし、夏油傑になる才能があるかもしれない。洗脳ではなく汚染。触れた人間は意思を持って触れてくるので、取り込んじゃう。あくまで固定位置にいて自身の領域を持っているだけ(湧き水(=魅力あるもの)に近い)。
 領域をどこまで展開できるかによって読者数がコントロールできそう、というコメントもいただいたので、性癖を出し惜しみせずに好きなものをのびのび創っていこうと思いました。

おわりに

 ついに3回目を迎えた鑑定ですが、改めて作風分析してもらうとまた新しい発見が自分にあって非常に面白かったです。個人的には前回よりも蠍座を表す言葉がパワーアップしていたところが好きでした。当たりと障りと祟りと恩讐、と言う言葉の響きがよすぎてあちこちで使いたくなるので、いっそ自分のキャッチコピーにしてやろうかと画策しています。
 鑑定いただくたびに「あっ次はあれお聞きしたいな!」ということがポコポコでてきてしまいがちな人間なので、またお願いしたいなと思っております(今回もありました笑)

 改めまして、この度はありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?