見出し画像

ラーメン二郎の話

ラーメン二郎、めちゃくちゃおいしいですよね。なんであんなにおいしいのか私なりに考えてみました。


まず、初めに断っておきたいのですが、「好きな二郎のお店ランキング」だとか「初心者のための注文方法」とかそういうことは一切書きません。そんな小さい声でコールする奴のようなことはしません。自分が好きな店舗で好きなトッピングを頼む、二郎を楽しむうえでこれ以上はありません。二郎が気になる人は食べてみる、あの店舗が気になる人も食べてみる。これで全て解決します。


なので、今回はあくまで二郎という食べ物ががおいしい理由を私なりに考え、列挙するだけです。


私は二郎を構成するのは3つの要素だと考えています。すなわち、

ブタ、麺、ヤサイ

の3つです。この3つが軸になり丼においしさの爆発を引き起こしているのだと考えています。

ブタから出る出汁がスープを彩り、スープがデロ麺に絡むことにより昇華され、ヤサイの甘味と食感がそれらを飽きさせません。最強の布陣。おいしさのdope。味わう興奮。

やはり物事をバランスよくまとめるのは三角形なのです。Perfumeも3人ですし、この日本国も三権分立ですし、イルミナティもなんか三角形だし、つまり、この世は三角形であり、三角形は二郎なのです。

ジロミナティ

ブタ、麺、ヤサイが独立して存在するのではなく相互にポジティブな効果をもたらし合っています。よって、単体で発揮する以上の実力を発揮します。たとえば、自転車はフレーム、車輪、チェーンとパーツごとに分解された状態だと大して役に立ちません。しかし、全てを組み合わせたときにパーツの状態では想像できない仕事を発揮することができます。二郎はまさに味でその革命を起こしているのではないでしょうか。

ここまで読んで私の意見を批判する人、いるでしょう。二郎が好きな人こそ批判するでしょう。いえ、批判するべきなのです。批判するのが正しいのです。「馬鹿か?ニンニクが入ってないじゃないか!」、と。然り。ニンニク無きにしては二郎にあらず。ニンニクのことはもちろん忘れていません。

「ニンニク入れますか?」。二郎で一番興奮する瞬間です。店主が問いかけるこの疑問に私たちは戦の前や大嵐を突破する船の心を感じます。来るぞ、と。

ニンニクこそが二郎の礼であり、枢軸と考えます。先ほど例に出したPerfumeでいえばテクノポップ音楽、三権分立でいえば国民、自転車でいえば乗り手なのです。つまり、その枢軸があってこそ初めて意味を為すもの、それが二郎においてはニンニクなのではないでしょうか?

ブタ、麺、ヤサイというひしめく武士を1つにまとめ上げ、力の塊にする。それがニンニクなのです。つまり、味の三賢人を1つにまとめ上げる賢王がニンニクなのです。

ニンニクによってまとめ上げられた味の形は、三角形から円となります。

二朗theサークル

この形、どこかで見たことありますね。

画像3

そうです。丼を上から見たときの景色と同じなのです。

三位一体のその上を完成させた二郎。つまり、二郎は味の力の具現化なのです。なので、おいしいのが当たり前ですね。


結論.

めちゃくちゃおいしいのがいっぱい入ってるから、めちゃくちゃおいしくなっている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?