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Looking Glass Portrait が届いてからの日々2

こちらの記事の続きです。

5/23までの経験から、次のようなことを思うようになりました。
・RGB-Dの表示よりもQuiltのほうが品質高そう
・Quiltの静止画は簡単に作れるけれど、Quilt動画ってどう作るの?

時間の捻出が難しくなってきたので、Quilt動画制作の検討について注力しようと思いました。

この時点で私が知っているQuilt動画制作方法は以下の3つ。
1) 公式が配布しているC#スクリプトを使ってUnity上で撮影
2) 鈴木偶さんのMMDからのアプローチ
3) スズキさんのVRChatのワールド「Quilt Generator」で生成

手っ取り早さから改めて 1) を選択。
一度経験しているのにちょっと日数が経過したら手順があやふやになってしまっていたけど、なんとか思い出した。

で、作ったQuilt動画はこちら。一般公開しました。

ここでの問題は、HoloPlayStudio経由でPCを接続した状態であれば、キレイに動画として観れるのに、スタンドアローンにすると動画が再生されなくなるという事象。
まあ、グラフィックボード未搭載の Raspberry Pi 4 なんだから仕方ないことだし、Looking Glass Portrait の Portrait の日本語の意味は肖像画/肖像写真。肖像動画ではない。無理なことを言ってはいけないようなところもあるとは思う。

そんなときに、Twitterで検索して目に留まったのが、こちらのtweet。

カニルさんのアプローチは、データを粗くすればスタンドアローンでも観れるよねということと理解し早速試す。
A's Video Converterをダウンロードして使いはじめるが変換開始時にfailedになってしまう。
検索してみたところコーデックのエラーっぽいので、K-Lite Codec Pack Megaをインストールしてみたところ解消しました。
カニルさんのtweetでの説明どおりですが、特にフレームレートを下げることで、粗くはなるけれど、スタンドアローンでも再生できるようになることが体験できました。
なお、ここでの注意点はPC側のファイルを再エンコードするのではなく、LKGP内の(レンチキュラー化済みの)ファイルの再エンコードです。
PC側のファイルをいくら再エンコードしても、HoloPlayStudio(の中のFFmpeg)が、それをまた再エンコードしてしまうので意味が無くなってしまうので、PC側のファイルではなくLKGP側の(レンチキュラー化済みの)ファイルの再エンコードをすることになります。

個人の印象でしかありませんが、静止画として表示させる分には Looking Glass Portrait に鮮明に映るのに、動画がこの粗さというのはどうも許せんという感じだったので、動画再生はPC必須とするのが無難と私の中では整理することにしました。技術や経験のある方からすると、チューニングがなっとらん!ということになるかも知れませんが、私の場合は残念ながらこんな状況です。

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