「LINE離れ」と美化される時代

どうも、ぬーです。

先日、日本テレビさんの「月曜から夜ふかし」で「若者の○○離れ」をテーマにした放送がありました。このテーマの街頭インタビューで「LINE離れ」というのがあり、SNS上で話題になっているのを見ました。SNS上では様々なことが呟かれていました。

この流れを見て僕は不思議に思いました。なぜならば、この「LINE」という一つの時代の終わりを美化しているからです。何を言いたいかというと、過去にも様々なメディアが誕生し多くの方が利用するアイテムは数多くあったのにも関わらず、このLINEだけが「LINE離れ」という新単語を生み出し、過去の遺産にしようとしている気がするんですよ。

Twitter上では「LINEで会話するより、DMの方が便利だからLINEは使わない」というツイートを見ました。何をもって便利なのかは個人次第だし、DMよりLINEの方が便利という方もいらっしゃると思います。

メッセージを送るアイテムとして、メールやLINE、DMなど多く存在します。また世代によっては使われているアイテムも違うと思います。各世代が使いやすいアイテムを使うことが大切であり、無理に世代間の融合はしなくていいのではないだろうかって思うのです。

LINEが誕生したのが2011年6月。現在は年号も変わり、2020年です。約10年近く使われていたLINEが衰退するのもおかしくはないことです。メディアの進化は速く、さらに技術の進化もあるのが普通である世の中。当たり前のように発展し続けることは誰しもがわかることだと思います。だとするならば、「LINE離れ」と美化されるのは「過去のメッセージアイテムと一味違ったんだよ。」とLINEより前の発展を侮辱しているように僕は聞こえるんです。新たに誕生させるアイテムは古いアイテムのいいとこ取りをして、さらに使いやすくなるのが我々が望んでいることだと思います。その結果がDMという機能ではないでしょうか。

LINEが急速に普及し始め誰しもが使っているだろうと思われている環境の中でも、LINEを利用することなく他の連絡手段を使われていた方もいると思いますし、DMが普及し始めてもLINEを使われる方はいらっしゃると思います。

一つの世代が終わりを迎えることはさらなる歩みを進める時であり、お互いを皮肉ったり、批判することを始めるのではないと思います。だからこそ、「LINE離れ」というふうに美化されることではないんじゃないかなぁと思い今回書かせていただきました。

様々な意見はあると思いますしこの投稿を見て古い考えだなと思われても構いませんが、いろんな意見があるなと思ってください。いろんな意見があるからこそ様々な考え方が生まれ発展していくのだと僕は思っているので今後も僕の思っていることや考えを書き綴っていこうと思っています。

閲覧ありがとうございました。

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