「不要」と言える豊かさ

無料券、〇〇個お買い上げで1個無料、無料サービス

魅力のある言葉だ

機内サービスのドリンク

手元にはペットボトルの水

いかがですか?と聞かれついつい「無料なら貰わなければ損だ」という気持ちが湧き上がり、元々存在しなかった欲求を無理やり湧かそうとする

しかしどことなく不快だ

いらないものを手に入れた

それを想像するとやっぱりいらない

いらないですと伝える

内心もったいないなぁと思いつつ
少しスッキリする

なんか豊かだ

いつからだろうか
そういうのにガッツかなくなったのは

手に入れる満足感より
手放し所持しないことに居心地の良さを感じる様になったのは

ここ1、2年だ

特に大きなきっかけはない

ただ要らないものを手に入れ続けてきて不快なことに気がついた

あれ?邪魔じゃね??

どうせ使わないならないのと一緒
何かを保持するのは実はまあまあなコストがかかる

必要なものを必要なだけあればok

なるほど、ミニマリストはこういう気持ちなのか

断捨離の本はその本を捨てるまでが断捨離である

要らなくなった状態
身につけたのか、身に付かなかったのかはどっちでもいい

不要だと感じて捨てられることが断捨離だ

捨てるのは兼ね備えるか諦めるかの2つだと思う

どちらも豊かだ

ない状態にストレスがない

あってもなくてもいいのである

とても豊かなことではないだろうか?

飢えを感じないのだ

とても健康

便利さが不便さを生むと言うのは正に言い得て妙

物質的豊かさが飢えを生んでいるのか


前提として

本来手に入らないもの、ないもの

という認識で生きていると飢えないしイライラしない

月に今すぐいけないことにイライラしないように
東京から大阪まで3分でつけないことにイライラしないように

認知していないことはイライラのしようがない

東京から大阪まで3分で行ける時代になり

5分遅延したら多分イライラする

笑笑

不可能という前提は諦めを導いて快適に豊かにしてくれる


不可能と言われたことをやり遂げた経験はあるが、不可能かどうかは自分で決めていい

不可能を自分で都合よく設定する
より快適に気持ちよく諦められるのだ

話しを戻すと

ペットボトルの水があり
今特段飲みたいわけでない

気持ちよくサービスを享受するのは不可能だ

もらうのを諦める

豊かだなぁ



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