懐かしき日本一周ぶらりチャリ_一時ステイ@東京
東京を出発して、2か月が経った。
そのとき私は、新潟の上方付近、上越地方にいた。
12月6日の昼頃に上越市の直江津駅に到着。
駅前の商店街は古風な感じで団子屋や菓子屋などがいい感じに立ち並んでいる。
日本の木造建築はやっぱりいいなあ。
と思いながら数件の団子屋さんを周りながらお土産の物色をしていた。最初の団子屋さんに入ると、品の良いおかみさんが出迎えてくれた。
「いらっしゃいませ、あら、随分寒そうな格好ですね」フフッ
と、これまた品の良い挨拶をしてくれたのがとても好印象だった。
ので、数件回ったが結局このお店の「継続だんご」なるものを買うことにした。
継続だんごというのは、明治30年ごろに直江津で生まれたお団子らしく、団子という名前に反して、実はお餅を一切使っていないという実に反骨精神溢れるお団子である。反骨おだんごだ。実際は白あんを団子大の大きさにして、それを焼き上げて作られているそうだ。もはやおだんごですらない。
その後、直江津駅から上越妙高まで地元の鈍行、そこからは人生初となる北陸新幹線に飛び乗り東京へと向かった。
大学同期の忘年会は新宿の「かまどか」という、いたってシンプルな居酒屋で行われた。それはそれは、いつもの通りの楽しい飲み会であった。
話した内容は1ビットも覚えていないけど、すごい楽しかったなあ、一番大好きな飲み会だ。
そのあと、近くのカラオケに行ったのだけれど、引き続きほとんど記憶がない。途中でみんなで服を脱がせ合ったのと、他の部屋の女の子をナンパしようとしてたとこまでは覚えてる。他は何も記憶がない。
そのあとは、バツ2ヨガインストラクターの家にお邪魔してぐっすり眠ったのだった。
次の日のいとこ会では、わたしが選んだ九州もつ鍋のお店で、場所はこれまた偶然、昨日の大学同期飲みの向かいにあったお店だった。
私、兄の順に到着し、初めて兄弟で酒を飲んだ。昔のいがみ合いもなんのその、なんの違和感もなく話せたことがちょびっとだけ嬉しかったりした。昔の兄弟喧嘩やら思春期特有の沈黙期間などなど、色々あっても兄弟の縁は切れないもんなのかもしれないなあ、としみじみ思ってたりした。
そのあと、いとこメンバーが来て、みんなでわいわい近況を話してた。2人とも綺麗になっててこっちを向いてくるたびに目を合わせらんなくて、なんかこっぱずかしかった。
この日もヨガインストラクターの家にお邪魔して、スヤスヤ眠ったのだった。
8日は何も用事がなかったから、最近ずっと食べたかったタコスを食べに行った。タコスとブリトー、タコライスを食べて3000円。ちょっと贅沢なランチだったけど、めっちゃ美味しかったからよかった。
その後2日間はおまけみたいな感じで千葉に行って、大学の友達ん家でバカみたいな会話をして夜を過ごし、元寮生と久しぶりに会って廃墟と化している元寮に行って寮歌を歌う動画を撮ったりしてた。
改めて考えると、こんな小汚い足クサおじさんを家に泊めてくれる人たちはなんて心が広いんだろう。ありがてぇです。
そんで最終日は、内定者先のクリスマスパーチーに行ってきた。大ホテルオークラの大ホールを大貸し切りで行われた大立食パーチー。内定者(50人くらいいる)とは5人くらいしか話してなくて、ずっと立食してた。お寿司とローストビーフがウマスギて一人で感動して食ってた。
あー、おいちい、おいちい。おいちいねぇ )モッチャモッチャ
、、ポツン。
二次会も行ってないから、内定者とは全然仲良くなってないけど行ってよかった。
この日は兄がお高いスーツを借してくれて、久しぶりに兄という存在感謝した。具体的には中1のとき、一緒にイャンガルルガを狩りに行ってくれたとき以来なので、実に10年ぶりだ。
トマトの汁つけて返しちゃったけど。
こんな感じで、バックトゥー東京は全日楽しく過ごせたからとてもよかったです、という現場からの感想でした。
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