暗譜して楽譜から自由になってみる

4月の発表会まであと少し。

なかなか暗譜が進まなかったです。
ようやくできるようになって、今日は譜面立てを外してピアノを練習していました。
間違えてもいいから、とにかく弾く、弾く、弾く…。
思いついた場所から弾いてみたり、初めから弾いてみたり。
速く、遅く、はっきり、ぼんやり、弾く。
表現したい音はどんなもの？
どんな風景が思い浮かぶの？

練習していたある時、近所の方に「レコードみたいにおんなじ曲ばかり聞こえてきて飽きてしまう。」と言われてしまって（防音室なのに…聴こえるんだ〜）言われた内容にも、苦情とも取れる言葉に二重に傷ついたこともありました。

それを思い出すと、練習自体が萎縮したものになってしまうので、そんなこともあったな、と忘れる事にしています。
もちろん練習時間も、夜9時以降は自粛しています。

自由に、ピアノを操るかのように演奏できるといいな〜と希望を持ちながら、何回も、また何回も同じ箇所を巡って弾くのです。
いつもとは違うメロディー、自分探しの時間が過ぎていきます。

歩いていた時に気づいた恋をしているかのような梅の香りの素晴らしさや、NHK「あさイチ」での角野隼人さんのピアノの秘密についてとか、noteに発表したいことはいっぱいあっても、今は練習に心が占領されて上手く書くことができずにいます。

自由にピアノを弾きたい、それだけ。