私がどれだけ眠れないかをただ書いて気持ちよくなる

いつもベッドに入る前は怖かった。わたしは眠れない人間だから

きのうもきょうも日が出ている間はあまりの眠気でフラフラになりながら勉強やバイトをしていたのに、夜になって布団をかぶって目をつぶると途端に脳が騒ぎ出す。眠そうなわたしを見て寝てないの?うん、あんまり眠れなくて。大丈夫?悩みごと?違うんだよーイライラするな。幼稚園の時から眠れないんだってばわたしは。悩み事は強いて言うなら眠れないこと。

ベッドに入って2,3時間眠れないのはザラ。眠れるだけマシで、調子が良くない時は眠れるのは2日に1回のペース。ベッドに入っても朝まで眠れず、ゾンビのように活動し、夜、倒れそうなほど眠い状態でようやく眠りにつくことができる。で、次の日はやはり朝まで眠れなくて、その次の日の夜ようやく眠れて。。。がずっと続く。次の日早起きだ、早く寝なきゃ!という時が1番恐ろしい。絶対に眠れないから。スマホを触るのもやめ、ゆっくり湯船に浸かってストレッチしてホットミルクを飲みアロマまで嗅いだ。余裕を持って22時にベッドに入った。23時、24時、25時。。。眠れない。空が白んできて絶望する。午前4時、眠るのを諦め出かける準備をして朝食を食べ、この後の一日が乗り切れますように、と願いながら時間が過ぎるのをただ待つ。ホットミルクなんて大嫌いだ。

眠れないのが辛すぎて、人間として生きていくのに必須のはずの睡眠すらできない自分が悔しくて、頭を壁に打ち付け気絶するのを試すこともあった。普通に頭が痛くなって眠れなかった。


幼稚園のころからこうだった。お昼寝なんてできたことがなかった。夜でさえ眠れないのに、昼に眠ろうと思って眠るなど不可能だった。深夜まで眠れずよく母に泣きついた。完徹登園を果たしたこともある。

視覚を閉ざした分、情報のインプットが減り当たり前に脳みそが動くようになる。そういう人間なのだ。物心がついた時から今までの人生がランダムに脳裏に蘇り、鮮やかに流れる。そして途中でおや、と引っ掛かると、そこから深い深い思考の海に落ちていく。文章を書くのが捗るのも、溜めていた仕事を片付けるのもいつも深夜だった。


学生だった時まではなんとかなった。どうしても気分が悪ければ休めたし、遅刻ができたし、あまりに眠くてあらゆることがうまくできなくても許された。
社会人になったら全然無理だった。研修中にヨダレを垂らし半目で居眠りするわたしはどう見たって怠け者だった。本当に眠れないのに、本当は目を開けていたいのに。。。


これら、精神科いってマイスリーもらったら全部治った。一生薬漬けでいいから一生眠りに悩みたくない。今日もマイスリーを飲み、明日の仕事を耐え抜くのだ。がんばろう、不眠の民。病院に行こう。

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