【DTMテクニック】打ち込みドラムでどうにも迫力が出ない時は?
生ドラム系の打ち込みをしていて、いざ曲で聴いてみるとなんかドラムがしょぼくて迫力が出ないと思ったことないですか?
今日は僕なりの迫力の出し方を書きますね。
ドラムは今回FX PansionのBFD3を使います。どんなドラム音源でも良いとは思いますがパラで出力できるものがオススメです。(キックとかスネアとかをそれぞれ独立して出力できる設定ができるもの)
<各ドラムのパーツをパラ出し>
まずキック、スネア、タム、シンバル、アンビエンスなどをAUXトラックににバラバラに立ち上げておきます。
そして、それぞれに適切なEQ処理、コンプをかけます。これは作る音楽によって設定が変わってきます。
僕の場合テンプレートに次のAUXトラックがあらかじめ立ち上がってます。
キック : NativeInstrument SOLID BUS COMP
WAVES C1 GATE
スネア : WAVES Maserati DRM
WAVES Q10
タム : WAVES C1 GATE
アンビエンス: WAVES C1 GATE
みたいな感じです。
曲に合わせて微調整します。
パラアウトの方法はこちらのサイトがわかりやすのでリンクしますね。
http://sleepfreaks-dtm.com/softsynth/mixer-bfd3/
<もう一度グループにまとめてプラグイン処理>
そしてさらに、それらのパラで立ち上げたAUXトラックの出力を別のグループBUSにまとめてドラムグループのAUXトラックを作ります。
そこにWAVES Maserati GRP や PSP old Timer などのダイナミクス系、サチュレーション系プラグインを挿して倍音を調整して完成です。
グループに挿すものは手持ちのダイナミクス系プラグインを色々試して自分に合うものを探しましょう。
出来上がったドラムトラックは、ギターなどをたくさん重ねたトラックの中でも埋もれずちゃんと立って聴こえてくると思います。ドラム自体の音量の問題ではなく、全体のアレンジの中でどうドラムトラックが聴こえてくるかを想像するのがキモです。
<おわりに>
プロのエンジニアさんだったらもっと他の楽器との周波数の兼ね合いなど見ながら細かくかくトラックの処理していくのかもしれませんが、僕ら作曲メインでの作業ならここまでの処理で十分イケると思います。
こちらのブログでは音を聴いて確認できるので参照してください♪
ナツメグのサクっと作曲 ”コツを探れ”
http://www.nutmeg.today/entry/drum_hakuryoku
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