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調布の穴。事故当日の話。外環道工事にともなう陥没事故についてその3

前回の続きです

今日は10月18日…あ、ちょうど1か月前ですね。その事故当時の話をしたいと思います。場所は調布市東つつじヶ丘です。駅近くの住宅地ですね。

陥没現場

朝、「道路が陥没している」との通報が住民から寄せられ駆けつけた警察官が調べたところ、幅5m長さ2m深さ5mほどの穴が空いていたということです。わたしが最初にTwitterで見たのはこちら。なんかもう見るからに怖い。

そして直後にこんな状態に。ちなみにこちらのツイート主の原田あきら都議が、11月23日のタウンミーティングでお話してくれる方です!

住宅街に突如として現れた巨大な大穴。深さ5m、幅6m、長さ5mほどの大きさで、周辺の世帯に一時、避難が呼び掛けられました。ちなみに、工事の担当者や都の責任者が駆けつけてくるのは午後3時すぎとだいぶ遅れてきたようです。。
現場の真下、地下およそ47mには、外環道のトンネル工事が進められています。工事を行っているNEXCO東日本は、「陥没の原因は、わからない。トンネル工事との因果関係も不明だ」としています。

トンネル工事は掘削機で掘り進めます。この地下をシールドマシンが通過したのは9月14日の約1か月前。現場をおよそ130m通り過ぎています。トンネル内の壁には、ひび割れや水漏れなどはなく、陥没との関係が考えられる異常は確認されていないということです。でも、その約半月前の9月末には、住民の方から振動、騒音、亀裂などの相談があり、共産党の議員の方々が調査にはいり、いったん工事を中止するよう求めていたところだったのです。

事故と無関係とはとてもいえないと思います。NEXCO東日本も、「原因は調査中」としたうえで、現在工事をストップしています。大穴は、わりとはやく埋められ、住民の方の避難も解除されました。日曜日の午前中だったのが幸いして、人通りもすくなく、だれかがケガをするようなことはありませんでしたが、運が悪ければ大事故になっていたかもしれません。

原因を調べつつも、他にも危険な箇所があるかもしれない、ということで付近の地面をしらべてみました。そうすると11月4日に、現場近くの地中に長さ約30m、幅約4m、高さ約3mの空洞が発見されたのです。こちらも同じく、トンネル建設現場の真上でした。

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こちらも空洞については対処するとしたうえで(11月18日現在まだ完了できてません)、陥没箇所と合わせて原因を調査中とのことです。
事故から1か月がたち、何度か有識者会議や住民説明会など開催されてきましたが、NEXCO東日本から詳細な事故の原因、状態についてはまだ説明がされていない状態です。いち早く行動した日本共産党の議員さんたちも、独自で専門家に意見を聴くなどしているようです。

続きは次回にしますー

そういえば事故とはあまり関係ないけど、わたし今日で日本共産党に入党して3カ月の記念日なんです🌸 同じ18日だし調布だからか、なんとなくこの事故は思い入れがあって…。だからずっとこの件は追いかけて、この危険な工事を中止に…中止が無理でもすこしでも安全に進められるように働きかけられたらいいなと思っています!ではまたあしたー

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