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「時間があるならつくってみたい」

私、スーパーの精肉部門のパートタイム勤務をしている。
ここのところ、朝、空っぽの商品棚を目にすることが多く、
そうなると朝からトップスピードで商品化を行わなければならない。
時に肉を挽き、時に鶏肉を切り、パッキングする。
さらに卵も棚が空っぽで、お客様に「卵ないんですか?」と
たずねられることもある。入荷はされるんですが売れてしまったようで・・

豚、合い挽きの挽肉が飛ぶように売れてしまい、
途中で追加製造をしようかしまいかと問いかけることが
多くなったり、
全力で参加した?山崎春のパン祭りが終了したので、
そろそろホットケーキも焼きたい、パンも作りたいと思った矢先、
強力粉が手に入らなくなったので変だなぁと思っていた時、
この記事が目に入りました。

ストレスベイキングって名前がすごい。

こんな事態に陥らなくても、ちょっといやなことがあったりすると
生地を打ちつけてパンを作ってストレス発散!と
おっしゃる方たまにいらっしゃいました。

普段は「あそこのおいしいベーカリーで」買って
あるいはカフェかなんか併設されていたりすると
「コーヒーも頼んじゃったりしようかな」と
気軽に食べられるかもしれないけれど、
この事態に陥って、それもままならなくなった。

たまの休みじゃなくて
いつ続くかもわからない休みで時間もあったり、
あるいはお子さんの学校が休校になっていて
お子さんと過ごす時間も思った以上に増えてしまい、
そして思った以上に食べるので、
毎回毎回しっかり食事を用意しなくてはならなくなってきて
大変だからテイクアウトでレスパイトはするけれど
食費もうなぎのぼりになってきてるし、
意外にかさむ、あと提供しているお店が限られているので
一周して飽きてしまう。
・・となると作る方向に向かうでしょう。

この記事の中に餃子の話がでてくるのですが、
一度一杯作って冷凍保存すると重宝するし、
子どもと作る作業をしても暇つぶしになるし、
あと大きく失敗はしないメニューなのでいいかもしれません。

そう。この「大きく失敗しない」っていうのは
重要なファクターだったりします。
失敗したものを食べるのはきついですから。


このままならない事態に陥ったことで
普段作らないようなものを作ってみて、うまくいって
その成功体験から、発展してどんどんいろいろ挑戦して
自分のレシピが増えていく経験も悪くはないと思う。

事態がちょっと改善したときに、
想像していた以上の苦労とかかる時間、
でも食べておいしかったこと、
そこでまた新たなレシピに挑戦して、
ものにしたレシピの数が増えている。
で、その自分になったときに外食をしてみると
その味わいと印象は以前とは違ってくると思う。

「自分だったらこうしてみたい」もあるだろうし
「自分で作ってみたけれど、こんなにはうまくできない。
ここまでにくるのにはすごい時間と努力があったんだろうな」と
かみ締められるに違いないし、
そのメニューを見て、食べて、当時作った思い出を語らい
振り返れるのも悪くない。
それは作って成功した思い出ばかりじゃなくて、
失敗した思い出でもきっと話してネタにできる。
そんな出来事をこの時期にためるのもいいかな。

さ、手作りとなると、
次は外食で食べたあのメニューの再現がやってくるかな・・・
なんて予測をしている。
また意外なものが売れちゃうかなぁ。

(写真は以前作った自家製のどら焼き。
 生地は薄力粉とはちみつで
 あんこも小豆から煮て作った品。
 後でレシピ、載せますか?(苦笑))

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