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第1回公認心理師試験 問題4と解説

問題4

森田療法について、正しいものを1つ選べ。

① 「精神交互作用」の過程を重視する。
② 創始時に多く適用された対象は、統合失調症であった。
③ あるがままに受け入れるアプローチは、「見調べ」に由来する。
④ 原法の絶対臥褥(がじょく)期では、読書は行ってもよいとされる。
⑤ 「ヒポコンドリー性基調」とは、注意が外界に向けられ他者に敏感である状態をいう。

解説4

森田療法についての解説は、こちら。

https://nut2you.net/entry/2021/02/07/174411

① ○
② 統合失調症ではなく、神経症を対象としている。
③ 「見調べ」は全く関係ない。
④ 絶対臥褥(がじょく)期にやっていいことは、寝ること食事トイレのみ。
⑤ ヒポコンドリー性基調は、注意が外界に向けられるのではなく、内界に向けられ、身体状況に敏感である状態のこと。
正解は、①のみ。

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