封印映像 2 呪殺の記録

2010年作

以下感想(長くなります

1.怨念人形
祖母からプレゼントされた日本人形のせいで娘が大変なことに

まず誕生日にこんな日本人形贈られたらおしっこちびる
人形の入ってる箱が箱というよりは棺っぽい
人形の出処が分からないらしく、中古の日本人形というワードが飛び出してきた、もうちょい言い方あるでしょ...

投稿映像はケーキの火を消してプレゼント贈ってー、ってやつ
はっぴばーすでーの音程が狂っていて怖い
祖母が娘に日本人形を手渡すと、祖母は発狂したかのように笑う(割と演技上手くて怖い)
すると日本人形の目がくわっ！と開いてズームになるという


おばあちゃんの笑い声が悪魔に取りつかれたかのようになっててそっちの方が怖かった
その映像の中に死ねっていう音声が聞こえるらしいですがどうでもいいです

2.アイドル撮影会
ホラーじゃなくて警察24時
ファンイベントで個撮？でカメラマンたちが写真を撮る
合間合間に糖質っぽいカラフルオタクが喚く
その時点で出禁にしようよ...

カラフルオタクが色々とやらかし、アイドルが(言いたいのは分かるけど)キモイといったら、colorfulオタクかアイドルに硫酸ぶっかけましたー、ってオチ
大して面白くない

3.呪殺の記録
タイトル動画
昔雑誌などで超能力を披露していた人を再取材しようという企画
選ばれた男は死んでいたため娘がインタビューを受ける

娘もその能力を受け継いでおり、色々超能力を披露していく

最後は念写をすることに
未来視らしいが、被験者の爪と髪がいるらしい
生贄に選ばれたプロデューサーを撮った写真には、身体が半数以上欠損した姿が映っていた

もちろんそのプロデューサーは翌日電車飛び込みで身体がバラバラになった(呪術って怖いね)

その後映像検証シーンへ
娘の本棚に呪術関係の本やアレイスタークロウリーやらあるらしい
念写時のフラッシュに無数の顔が浮かび上がってましたとさ

プロデューサーが実は元から恨まれていた(娘に)というオチはいいと思います

4.家探し
新居探し中、その記録を残したいという理由でカメラを回す男(嫌だよそんな人...
撮影時の妻が可愛い
不動産会社の男が案内していく

案内中カメラを回していると、不審な顔？というか人が映る
その後押し入れに足だけ映る
押し入れには御札が貼っており、不信感を持った夫婦と不動産会社が言い争い

結局夫婦側がキレてこんな家あかんわ！って出ていく
その時にもカメラは回っており、帰る時に不動産会社の男が映ると横には霊らしき女性が居ましたとさ

家が呪われているというより不動産会社が呪われているかもしれない...というオチは割と好み

5.廃墟探訪
廃墟マニアが廃墟紹介する番組制作中の動画
色々紹介していくが、ある場所で首吊り死体を発見
死体の影がおかしいことに触れないのはいつものこと

死体の下には産まれて死んだと思われる赤ちゃんが落ちていた(どこでこんなん用意するんやろ...

ここから死の連鎖

廃墟マニアは死にました
マニアの奥さんは流産しました

撮影したカメラマンは公園の噴水で溺死しました
カメラマンの奥さんは妊娠しています

その動画内に音声が聞こえるらしいがこじつけもいいところなので、よくある音声解析へ
赤ちゃんの産声が入ってるらしい

生き残ったプロデューサーの妻も最近妊娠しました、という素晴らしいオチつき

かなり面白かったです
そりゃツッコミどころはたくさんあるけども、単純に映像作品として楽しめました
前作はこれを作るための土台やったんやな(錯乱

しかし日本人形だけはあかんわ
ばあちゃんが日本人形作って飾ってるけど怖いからあの居間で寝たくないんだよな...

評価:8/10