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ICF 国際コーチング連盟 ACC資格取得までのまとめ

先日、お陰様で最終関門のCKA(ICF Coach Knowledge Assessment)に合格し、無事ACC資格を取得いたしました。

今回の私のチャレンジについて、タイムラインに沿ってご参考までにご紹介したいと思います。

第一関門は、申請に必要ないくつかの条件を満たすことからです(細かい要件は変更があるのであえて省きます)まずはICFが認めたカリキュラムを実施している国内のコーチングスクールで所定時間以上の講座にて学ぶこと。
そしてICFの資格を持つメンターコーチから10時間以上かつ3ヶ月間以上の継続メンターセッションを受けること。さらに、100時間以上のセッションを行うこと。そして上記それぞれの証明となるものについて準備すること。

上記要件が揃ったら、パフォーマンス(実技)評価申請が出せます。実技は、20〜60分間のセッション音声録音ファイルと、その書き起こし(日本語)、そしてその英訳。この3ファイルを提出です。

このパフォーマンス評価の合否判定までの待ち時間は、通常3ヶ月くらいと言われていますが申請者が増えているのか私の場合は約4ヶ月待ちました。
ここでパスしなかった場合、レコーディングセッションの再準備・提出に加えてまた同じくらいの待ち時間が想定されます。ここは自分ではコントロールが出来ないので、出来るだけ早めに申請完了することをおすすめします。

そして最終関門はCKA(ICF Coach Knowledge Assessment)テストです。制限時間は3時間でおよそ150問ですが、今年の8月からは問題数が200問へ変更になるそうです。こちらはオンラインで60日以内に受験すればOKです。問題文は英語、日本語など言語選択出来ます。私は今回日本語を選びましたが、原文はどんなだろう?と想像しながら考えたくらい日本語訳のニュアンスが微妙に感じた問題が20問くらいありました(ゴメンなさい)なので、英文の読みに抵抗のない方は言語を英語にして原文のまま受験する方が分かりやすいかも知れません。
こちらの合否は試験終了と同時に結果が分かります。ICFから証明が届くのは約1週間ほどです。

受験料については、ICFの会員になると申請費用が200ドルほど安くなります。ただ年会費は245ドルで、いつ会員になっても4月の年度始めには設定を変更(enrolled→unenrolledへ)しないと年会費を引かれます。私の場合は申請準備の為11月に会員になり(月割で)102ドル払いましたが、月割りがなくなったという話も聞きますので現在のルールを確認すると良いでしょう。会員にならずに資格を取る選択をする方もいます。

私が今回ICFへの申請にかかった費用だけでいうとおよそ650ドル。ICF会員にならなかった場合は600ドルでした。ICF会員になると様々な要件(コアコンピテンシーや更新・申請条件等)変更の連絡が受け取れたり、コミュニティでのセッション練習の場もあります。因みに資格更新(3年間有効)をする場合、費用は175ドルですが、それとは別に、ICFが認める資格保有メンターのコーチングを受けることや40時間以上の講座の追加受講要件があります。

約2年半前に初めてコーチングスクールの門を叩き、ちょうど1年前にICFの資格にチャレンジを始めました。短いようで長かったこれまでの道のりを振り返ってみると、このチャレンジの過程で一番得られたものは切磋琢磨しながら助け合える仲間や応援してくださる先輩方との出会い、応援してくれる家族や職場など周り人の有り難さに気が付けたことです。

やっと、ここからが始まり。

また一歩ずつ、積み重ねます。

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