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#1 急性腎不全や慢性腎炎への移行の可能性

目標
腎機能が回復し慢性化や腎不全へ移行しない

O-P
1.腎機能(BUN、GFR、CCr、クレアチニン)
2.検査データ(CH50、ESR、尿中FDP、正色素性貧血、低蛋白血症、血中ASO、尿蛋白の有無、尿比重、血尿)
3.尿量、尿の性状(混濁、血尿など)
4.腎生検の結果
5.血圧の変動
6.浮腫の有無、程度
7.体重の変化の有無
8.自覚症状の有無(食欲不振、倦怠感、息切れ、咽頭痛、頭痛など)
9.咽頭発赤の有無
10.活動状況(安静状況)
11.食事摂取状況
12.睡眠状態

T-P
1.安静臥床が保てる様に日常生活の介助を行う(食事ケア、排泄ケア、清潔ケアなど必要に応じて)
2.保温に努める
3.医師指示の飲水制限を行う
4.蛋白制限、塩分制限、カリウム制限などの食事療法を行う
5.二次感染を予防するために清潔ケアを保てる様にケアを行う
6.毎日、体重測定をする
7.異常が見られた場合、早急に医師へ報告する

E-P
1.安静にする事で腎血流量を増大させ、機能回復を促す事を説明する
2.急性腎不全では、はじめの1か月の安静が予後に大きく影響を与える事を説明する
3.治療のための食事について説明する(蛋白制限、塩分制限、カリウム制限)
4.治療のための水分制限について説明する
5.自覚症状(食欲不振、倦怠感、息切れ、咽頭痛、頭痛など)について説明する
6.上記の症状が出現した場合、すぐに伝える様に説明する

#2 長期間の安静によるストレス

目標
安静の必要性を理解できる
不安やイライラがなく安静に療養できる

O-P
1.安静に対する理解度
2.安静臥床時の過ごし方
3.精神状況(不安、いらいら、うつなど)
4.心理状況、疾患に対する思い
5.食事摂取状況
6.睡眠状況
7.ストレスによる身体症状の有無(頭痛、めまい、消化器症状など)

T-P
1.安楽な体位が保てる様に工夫する
2.患者のニーズや訴えを傾聴する
3.日常生活援助は患者の負担にならない様に配慮して行う
4.医師指示範囲内での余暇活動を取り入れる

E-P
1.安静の必要性を説明する
2.やりたい事やあれば医師へ相談する事を説明する
3.不安な事や心配事があればいつでも看護師へ伝える様に説明する

#食事療法による食欲不振

#に対しては以下の計画から選択する
コピペでかんたん立案!食欲不振の看護計画

コピペでかんたん立案!栄養摂取不足、栄養バランス異常(成人)の看護計画

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