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看護師国家試験まであと少し!本番までの過ごし方

大学4年生、専門学校3年生、専攻科2年生のみなさん。いよいよ看護師国家試験が始まります。
直前になり焦ってこのページを見ているのではないでしょうか?
今回はそういった方に対してのnoteです。

まずあなたへの質問!

最後にした看護模試の結果はどうでしたか?必修問題8割位上取れましたか?一般・状況設定問題は7割以上取れましたか?

取れたよ!って人は今の調子で十分です。
取れていない人はまだ諦めるのは早い!残った時間で看護師国家試験の過去問を解こう!

まだ間に合う!その理由

結論から言うと看護師国家試験は『プール式』だからだ!
毎年「今年は難しいらしい」とか「今年は文科省/厚労省が試験を作るから難しいらしい」とか言われています。
まず、文科省と厚労省が試験を交互に作り合っているのはデマ情報ですから!出題委員が看護師国家試験問題を作成していますからね。デマ情報に惑わされないで😁

プール式問題ってなに?

ここまで看護師国家試験対策をされてきた方々には当たり前かもしれませんが説明しておきます。
プール式問題とは、「あらかじめストックしておいた問題を、そのまま、あるいはアレンジして繰り返し出題される方式の問題」です。プール式問題にすることで、看護師国家試験という試験の質を担保することや難易度を一定にすることができるんです。
実際にこんな問題が出題されました。

【第94回/午前問題13】
黄疸のある患者に起こりやすい症状はどれか。
1 .色覚異常
2 .搔痒感
3 .関節痛
4 .脱毛

【第111回/午前問題13】 
黄疸のある成人患者にみられる随伴症状はどれか。
1 .動悸
2 .難聴
3 .関節痛
4 .搔痒感  

第112回看護師国家試験では新しい出題基準である「保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版」に基づいた初の試験になりましたが、蓋をあけてみると、たしかに改定の影響は感じましたが、旧出題基準の問題と比較しても表現の仕方が変わっているだけでした。ってことは過去問勉強して基本をおさえておけば大丈夫なんです!


おさえておいてほしいポイントはここ!

2019年頃から世界で猛威を振るったアレ、覚えていますか?あれから今年で4年経過しました。ってことはアレに関する問題が出題される可能性が高いんです! 特に「必要な防護用具(手袋、マスク、ガウン、ゴーグル)の選択・着脱」については勉強しておきましょう。

そして、「解剖生理学」「病態生理学」「薬理学」「地域・在宅看護」に関する問題が増加傾向にあります。対策しておいて損はないでしょう。

第112回の試験では、状況設定問題では検査データを読めるかどうかが肝心な問題になっていました。検査データも基準値は抑えておきましょう!国家試験では基準値なデータが、基準値から大きく逸脱したデータしか示されませんからね。

このうた覚えておくといいかもね。


最後に筆者から

ここまで読んでくれてありがとうございました。みなさんが看護師国家試験に合格して、春から看護師・保健師・高校看護教員として働かれることを願っています。
ここが正念場!あきらめずに頑張れ!

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