空を飛んだ?跳んだ?

通学路には 昔の土砂災害で流れてきた

大きな石じゃなく  岩がある


画像1

(写真はイメージです)

その上に登ると
はるか遠くの対岸に大阪平野が見える

大阪湾 海に浮かぶ船
キラキラ光る水面 私も大好きな光景

画像2

だけど

私は岩には登らない   いや   登れない (笑)

家路を急ぐ🏃生徒たち  何が楽しいのだかわからない
その会話に時々笑ってしまっていたことは
秘密㊙️

その日もすごく良い天気で海も一段と
キラキラ輝いていた

彼の家は海を渡らず水平線と眺めながら
首を右にズーと向けた西側にある 

表現するならそうだけど

実際は長い坂道を下り 電車に揺られて帰らないと家路には到着しません

なのに

なのに

彼は飛んだんです (跳んだだけ)

岩のてっぺんから 海に向かって

結果  岩から落ちて これまた救急搬送🏥🚑️

「飛んだら早く帰れると思ったのか?」

彼は素直だった

「うん」

気持ちはわかる でも行動は・・・

人間は時に思いもよらない事を成し遂げる

そのうち鞄から折り畳み式大型ドローンでも取り出して 飛んで帰れる光景が見えるのかも知れない

それに期待しながら待つこと1時間

 慌てて病院に駆けつけたお母さま

かくかく  しかじか  成り行きを説明

平謝りの母の姿に

「お母さん、息子さんは天才かもしれません」

「どうぞ叱らず話を聞いてあげてください」

「お大事に~」

無事にバトンタッチしタクシーで学校に戻る

「⚪️⚪️学校まで お願いします」

確かに告げたはず

ついたところは⚪️⚪️バター???

⚪️⚪️だけしかおんなじちゃうやん💦

なんとも不思議な1日の終わりだった





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?